岩崎では住民自らが「むらづくり」を考え、実行する組織として、平成15年度より、従来からの自治会とは別に、「むらづくり委員会」を立ち上げ、運営しています。
これまでに伝統行事「八朔祭り」の復活、村の名物であるシイノキの巨木を生かした公園整備、自然薯を生かした「とろろ麦飯」などの特産品開発などに取り組みながら、神戸市東灘区や長田区のまちづくり協議会等との交流を進めてきました。
平成19年度の国の「豊かなむらづくり全国表彰」で近畿農政局長賞を受賞するなど、そのユニークな活動が評価され、むらづくりの一つのモデルとして注目されています。
平成19年12月23日には、井戸敏三兵庫県知事が「但馬さわやかトーク」で岩崎を訪問し、むらづくり委員会のメンバーと意見交換を行いましたが、そこから得られた井戸知事の着想が、現在兵庫県が展開している「小規模集落元気作戦」のベースになっています。