大根プロジェクト始動! byサポーター細川大介

お久しぶりです!

ここ最近いろんな行事が重なり、ブログを書きたくてもなかなか・・・
でもそんな中、どうしても紹介したい行事が・・・「大根プロジェクト」!

これは僕が初めて企画段階から取り組んでいる事業ですので、思い入れもかなりのものです。

大根プロジェクトの事業概要は、黒川区の耕作放棄地を都市部の若者たちが復活させるというものです。
なぜ作物の中から大根を選んだのかというと、黒川大根といえばこのへんではちょっと名の通った大根で、山地ですので昼夜の寒暖の差が激しい気候から、すごく甘い大根ができるのです。
しかし、少子高齢化が進み、外に販売する労力がなくなり、自分の家の分しか作らなくなっているのが現実です。

そこで、都市部から若者が来て地元の方の指導の下、黒川大根を復活させ、それにそれだけおいしい大根なら、都市部で売れば黒川のPRにも繋がる!

その上、黒川の稲刈りで要望があればそのお手伝いもするということで、黒川の区民の方々にもお力になれる!
というのが、このプロジェクトの狙いです!

そしてついに「大根プロジェクト」が先日8月21日土曜日に指導しました!
21日と22日の1泊2日で、都市部から計6人もの若者が来てくれました!
今回の作業内容は、①石灰散布②化成肥料散布③すき込み④獣害対策⑤ウネ立て⑥マルチです!

まず、一日目は快晴で、遊ぶには絶好の日和なのですが、素人の畑仕事には巨大な試練でしたね^^;

それでも休憩をまめに取り、水分を沢山取りながら①の石灰散布!
何年もほっていた畑ですので、栄養をたっぷりあげないと!
なんと合計600㎏を撒きました!

続いてすき込み!
撒いた肥料を土と混ぜて栄養を均等に!
でもこちらは地元の方が機械でして下さったので、らくちんらくちん(%音符1%)

その間僕たちは獣害対策です。

鹿がね、作物を全部食べてしまうらしくて、これが厄介なんですよ。。。
せっかく汗水たらして作った大根を食べられないように一生懸命網を付けました!

それからウネ立てです!

これがまた大変!
土を盛り上げるのは機械ですが、ウネとウネの間を水はけがよくなる為に、クワで整え平面にする作業!

いやいや、腰にきますね^^;

そして今回最後の作業!
マルチ!!
黒いビニールのカバーをかけるだけの作業で、一見楽そうなのですが、それが一番しんどかった作業でしたね(%痛い男%)

一輪車で土をウネとウネの間に運び、スコップでマルチの端を土で押さえるのですが、
一輪車の重いこと重いこと(%ショック男%)

お茶を飲むのにペットボトルを持つ手が震えている子も(^^)笑

でも、中には「働くってほんまはこういうことなんかな、なんか気持ちいい」という声も(%笑う男%)

そして、かいた汗を流す為に、黒川温泉へ!
一人の女の子は「あれだけ農作業をした後の温泉はほんまに気持ちよかった」とすごい笑顔で言ってました!

そこで、その幸せを感じたい方!農業に興味を持っている方!このプロジェクトに賛同して下さる方!次の28日29日に種まきをします!
是非ご協力ください!お問い合わせはコメントに書き込んで頂けると、返答いたします!
他にも9月には草刈り等の管理作業、10月後半から12月まで収穫がありますので、
そちらにもご協力ください!

本当に働くとはなにか、一生懸命の後の幸せはいつものとは別格、といったようなことを感じてもらえると幸いです!

ちなみに帰る途中黒川から最高のお土産を頂きました!
大きなダムと山に絡まる霧が夕日で真っ赤に染まって、夢の世界のようでした!