ふるさと兵庫見て歩き(おろち遺跡と鳳宮池の人柱伝説 コラボ の巻)

「鳳宮池伝説 水をもとめて」船坂小学校と「野磨駅家(やまのうまや)伝説」梨ケ原小学校とコラボレーション。

子ども達が描いた絵、行頭の人達の話、民話の朗読のコラボレーションで、大型紙芝居・DVD制作・上映でふれあいを通して、ふるさとに愛着をもち地域文化・民話を伝承する担い手としての意識を育てませんか?

「おろち」という珍しい地名に惹かれて行頭を訪ねました。

今昔物語によると「吉野金峰山の僧 転乗の前身が播磨野磨駅の天井に棲みついていた長さ6m余りの大蛇であった。
駅に宿泊した僧の読経により改心して人間に生まれ変わり人々を導く名僧になったそうです。

おろち遺跡は1200年前の古代住居跡で古代山陽道の野磨遺跡

昔、干ばつに困り果てた船坂の人たちが、生命の水をもとめ苦労に苦労をかさねて鳳宮池をつくった。

さざなみ立つ水面を眺めていると、人柱までたてて池の完成を願った先人達の思いが伝わってきます。

今、私達の生活をうるおしてくれる鳳宮池の恵みを、水とたたかった人達の思いを後世に伝えていきたいものです。

2009.6.3 (TIOクラブ西本さん作成)