「ティーンズネットふわり」を見て、お電話くれる子どもが年々増えているのですが、
その中で、性的虐待や性被害を受けている子からの相談が少なくありません。
保護を求める子もいます。なんとか自分一人で乗り越えようとする子もいます。
いずれにしても、全て深刻で、即介入の必要があるケースばかり。
特別な子じゃありません。
みーんなどこにでもいる子とそう変わりありません。
いっぱいいっぱい悲しみや怒りを抱えながら、勉強や友達とのつき合いやクラブ活動や塾や習い事・・・
に励んでいます。
一時的に学校に行けない子もいます。
でも、行きたい気持ちは持っています。
あなたのお隣の子かもしれませんし、よく知っている子かもしれません。
誰にも相談できずに、一人で抱えている子がほとんどです。
もしも、大人がほんのちょっと、その子らの言葉に耳を傾けてあげるだけのゆとりがあったなら、
きっと、ふわりなんて必要ないのにね。
辛い気持ちを抱えながら、携帯やパソコンを操作して、ふわりを検索する子達の姿を
想像してみると、ものすごく切なくなってしまうのです。
同時に、一生懸命乗り越えようとする姿が、いとおしくもなります。
虐待や被害を受けたからといって、特別不幸な子ではありません。
どんなことがあっても、乗り越えられるし、
その子らしく生きられることだって、当然できます。
周囲の大人が信じれば、その子は充分輝いて生きていけます。
『涙を輝きに』