子どもを守る 『子どもを狙う性犯罪者の実態』

子どもを守る『ロリコンとインターネット、そして・・・』
子どもを守る『日本人の性事情』
で書きました。

子どもに対して性的に関心を持ってしまう要因
 
 (%涙%) 『ロリコン』サイトなど子どもを性の対象とする描写に触れる
 (%涙%) コミュニケーションスキルの未発達により大人同士の豊かな関係性が築けない

この2点は、人と人との豊かなふれあいから、ヒトを遠ざけてしまう働きがあります。
でも、それだけではありません。
子どもに対して性的な加害行為をするもうひとつ大きな要因として
 (%涙%) 「性虐待・被害体験」 があります。

なんらかの被害を受け、ケアされないままだと、心にトラウマを抱えることがあります。
そして、そのトラウマは、その後の人間関係に影響を残します。
人間関係を回避したり、依存的になったり、問題行動をとったり・・・
その被害が性的な被害であった場合、性的な関係性に何らかの影響が残ります。
性的な関係を回避したり、性に依存したり、性的な加害行為をしたり・・・

被害を受けた人が全員そうなるわけではありません。
しかし、加害者や犯罪者はほぼ何らかの被害者です。
加害者や犯罪者と接する専門家なら、体験的に知っていることです。
そして、性犯罪者は、過去に性虐待か性被害を受けていることが多いです。
繰り返しますが、被害を受けた人が全員将来的に加害者や犯罪者になるわけでは
ありません。
誤解のないようにお願いします。

性的な虐待・被害を受けた人が性犯罪者になるには条件があります。
*次の1〜4のおおかたに該当します
 1.性虐待・被害体験について適切なケアを受けていない
 2.感情の言語化が上手でない
 3.人間関係を築くのが上手でない
 4.性に関してネガティブなイメージを持っている

もっとも、最近では被害体験がない人でも、インターネットの情報にあおられて
気づいたら加害行為をしてしまっているという人も増えているようです。

 (%涙%) 「ロリコン現象」
 (%涙%) 「大人同士の豊かな関係性が築けない」
 (%涙%) 「性虐待・被害体験」 
これらの要因が絡み合って、子どもを性的な道具にする人が生まれます。