11月末、西宮市小学校教頭会、赤穂市教育委員会から講師の依頼があり、
「子どもの性」について話をしました。
同じく11月末、弁護士の方々が中心となって神戸で開催された「子どもの人権研究会」では、
被害者と加害者の対話の可能性と限界の話をしました。
ここのところ「いじめ」で自ら命を絶つ子どもが相次ぎ、大きな話題になっていました。
マスコミで話題にするから連鎖が起こるという指摘があり、
急速に慎重論に傾きましたが、
「いじめ」の問題が解決したわけではありませんし、
そもそも昨今急にいじめの件数が増えたのでもありません。
kiralaには、子どもからいじめの延長で起こる「性暴力」の深刻な相談がたくさん入ります。
家庭や学校で、大人や身近な年長者から性的な虐待を受けている相談も入ります。
聴講される人は、聞くに堪えない話なのに、とても熱心に耳を傾けてくださいました。
話すほうもとても疲れるのですが、当の子どもの苦しみや哀しみを考えると
これくらいの疲れはどうってことありません。
一人で抱えている子どもは、私達のすぐそばにいます。
教師や保護者の一人ひとりが、子どもを見る目を今より少しだけ、広げ、深めるだけで
子どもからの「ヘルプ」のサインを見逃さずにすみます。
私のつたない話で、キャッチできる大人が一人でも増えると嬉しいです。
そして、キャッチした大人も、一人で抱えないでくださいね。
きっと理解し、味方になってくれる人は他にもいます。
学校や家庭だけでは対応しきれないことは、心ある弁護士の方々が力になってくださいます。
kiralaにも、ぜひ相談してみてください。
魔法の杖を振るようには解決できるものではありませんが、一緒に良い方向を見つけましょう。
秋は講師の仕事や研修で、休日がとれなかったのですが(%ショボ女%)
たくさんのすばらしい方々と出会うことができました(%星%)
忙しくてヨレヨレになりましたが、心はとってもぽっかぽか(%ハート%)(%ハート%)