キャンパス・セクシュアルハラスメント

大学の運動部系のリーダー研修に招かれて「キャンパス・セクシュアルハラスメント」について話をしました。

事例と対処法を主に話をしました。
大学のホームページにしっかりとガイドラインが記載されているので、
その文章を引用しながら『セクハラ』の定義をしっかり最初に確認し、事例について考えました。

事例は↓こんな感じ
・現在係争中のある大学で起こったセクハラ事件の新聞記事の読み解き
・部内で起こった先輩から後輩(同性間)へのセクハラのケース
・クリスマスを題材にした学生間の被害のケース

そして、具体的な対処法の紹介。
・自分や友達がセクハラ被害にあった時の対処法
・クラブ内でセクハラが起こった際のリーダーとしての対処法

講演後、控え室で幹部の学生と教官を交えて話をしました。
そこでは、先生方と学生達がホンネトーク!
実は、セクハラに関しては、性別・年齢・立場を超えて、ホンネで議論することが最も大切で効果的なのです。
セクハラを自分のこととして考え、
自分の言葉で自分の価値観を他の人たちに伝え、
そして他者の価値観に触れ、その違いを知り、
自分と他者の価値観のギャップに驚き、揺さぶられ、認め合い、
他者の気持ちへの共感性を高め、大切にする。

このような作業を繰り返すことによって、セクハラが起こりにくい環境を作り、
万一セクハラが起こっても、被害者がさらに傷つくことない対処が可能となります。

また、こうした学生向けに「セクハラ」の講義をする大学は、
すでにセクハラが起こりにくい環境を保っている大学と言えるでしょう。

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学生さん達は驚くほど熱心に聴いてくれていたのが印象的でした(%ニコ女%)

久しぶりに琵琶湖に行きましたが、とても静かで景色が良く、
とっても良い気分転換になりました(%音符2%)