先日、ある被害や虐待を受けていて、とても状況が悪くなっていた少女が、回復したという嬉しい知らせが舞い込みました。
子どもの心のケアや被害の支援は、法的な制限や子どもの発達上の問題が複雑に絡み合い、
そう簡単ではありません。
そして、最も難しいのは、関係者や関係機関には専門性や立場による制約があり、
その子どもにどこまで、何を、どうかかわればいいのかを、一人ひとりの立ち位置も難しいですが、
自分の役割以外のところの役目を、誰と、どう連携し、
そして微妙に生じる隙間をどうやって埋めていくのかが、とにかく難しいです。
関係者と関係機関の信頼関係は必須です。
でも、それが、「言うは易し」で、そんなに簡単ではありません。
前回のブログに紹介させていただいた『読売ウイークリィ』の記事では、
民間と行政の連携の失敗例がまざまざと書かれています。
どんなに心を割いて、その子のことにかかわっても、精神論ではなんともなりません。
そこには、いつも冷静な判断力、そして創意工夫の両方が要りますし、
その能力を持った者同士が手を携えていけば、
制度や法律の壁を越えていけますし、子どもの発達や精神的な問題も足かせにはなりません。。。
当ブログでは、問題提起が多く、言ってみればわたしの「グチ」的な話題が多かったと反省していますが、
(それでも、それも現実だし)
これからは、「いい話」をたくさん披露していきたいと思っています。
子どもは、本当に回復力があります。
柔軟で、しなやかで、逞しいです。
そして、かかわる大人の本気度を見抜きます。
本気でかかわってくれる人を信じる力があるのです。
子どもが本来持っている底力を信じることが、大人に求められているのではないでしょうか。。。
少女の今後を、間接的にですが、見守り、
これまでいっぱい辛いことも、しんどいこともあったと思うけど、
どうかそれをバネに、これからは幸せになってくれることを祈ります。。。
直接かかわった方々、お疲れ様(%笑う女%)
そして、これからも大変でしょうが、ゆるやかに、大胆に、彼女の成長を見守りましょう(%星%)(%ハート%)(%星%)