(%黄点%)5月21日(日)午後1時30分〜4時過ぎまで
飛鳥井 望先生の「トラウマ回復プログラム」
第2回目がありました。
(%黄点%)まず、前回のふりかえりと、今回新規のお話を
パワーポイントを見ながらうかがいました。
(%黄点%)前回同様、本当に分かりやすいお話です。
もっと、もっと、多くの方に伝えたい内容なので、
今回いただいた資料の内容を転記してみます。
※写真は、飛鳥井望先生と
ずっと「つどい」をサポートしてくださっている、
NPO法人ひょうご被害者支援センターの
堀口節子さん
(%エンピツ%)【段階的課題練習のコツ(100%成功間違いなし)】(%エンピツ%)
(1) 課題のハードルは高すぎても低すぎてもダメ
イヤだけれども少し頑張ればできそうなレベルに
(数値化すると「50」位のことから始める。)
(2) 週に2,3回以上練習する
(3) できれば不安が弱まるまで30分がんばる
(4) 勝ちぐせをつけること
(やれる!という感覚。よかった!という感覚。プラス志向。)
(5) 失敗したら課題のハードルを少し下げる
(人と比べない、自分のペースでやること。目先の段階でよい。)
(6) チャレンジ精神で前向きに取り組む
(%ハート%)ポイントは「勝ちぐせ」をつける事!(プラス志向で、自分を誉める)
(%ハート%)チャレンジして安心感を覚える事が大事だということ!
(%エンピツ%)【体験記の作り方】(%エンピツ%)
・異常を感じてから脱出するまでの事故体験を文章にする
・その間に、考えたこと、感じたこと、身体感覚を
できるだけ詳しく思い出して書く
⇒見たもの、聞いたもの、周りの様子、恐怖、驚愕、パニック、
頭が真っ白、呆然、痛み、熱感、冷感、無感覚、実感のなさ、
ためらい、絶望感、希望、救い、励まし・・・
・事故のことを思い出しながら文章を音読する
・改めて思い出したことがあれば書き加える
・不安が軽減するまで音読を繰り返す(目標30回)
・体験記の完成
(%黄点%)後半は、参加された方が、それぞれに具体的な体験を話され
それに対して、先生が、コメントしてくださり、
上に書かれたことに説明を加えていってくださいました。
(%黄点%)辛かったことをお話される間に、
涙があふれる時もありました。
それも、当たり前のことなんだと、
先生はおっしゃってました。
また、時には、皆さんのチャレンジに、
一同で拍手を贈りあう時もありました。
(%黄点%)先生が、それぞれにコメントしてくださる時に、
本当に「自信」が湧いてくる、
そんな感じがしました。
(%黄点%)失われた「元の生活・日常」を取り戻すだけでなく、
失われた、あるいは、失われそうになっている、
「自信」を、もう一度、回復しよう!
このことが、一番大事なのだということを
この講座で学びました。
(%ハート%)このプログラムをコーディネートしてくださった
兵庫教育大学大学院の冨永良喜先生、
そして、お休みの日にもかかわらず、
東京から連続でお越しくださった飛鳥井望先生、
本当にありがとうございました。
(%星%)まだまだ、辛さを抱えておられる方が、
もしも、このブログを読まれたら、
どうか、一度、お声をおかけください。
灯りはともっています。
NPO法人市民事務局かわにし
tel/fax 072-774-7333
※トラウマ回復プログラムの記事の前回分はここをクリックしてください