J福知山線列車事故被害者(負傷者)支援「つどい」後に思うこと

先週の日曜日に第11回「つどい」を開催しました。
その報告は、別ブログで載せていますが、
その後に思ったことを、個人的な感想になり恐縮ですが、
少しだけ綴ってみます。

支援活動をしている時に、とても辛くなることがあります。
次女が事故に遭いましたが、
彼女の悩みや辛さは、どんなに想像しても
家族の私には、想像の域を超えられない・・・。
彼女の経験したこと、彼女の体の傷、心の傷、
代わってやれるものならと、何度も思います。
でも、本人は、ある時、「この事故に遭ったのが、
家族でなく、自分でよかった・・・」と言いました。
それほどまでに、大変な経験を
してしまったということでしょう。

今までに「つどい」にお越しくださった方々は、
直接事故に遭われた方々はもちろんのこと、
「家族」の立場でこの事故に遭われた方々も
たくさん参加くださいました。
しかし、私自身、一家族として、家族同士の気持ちを
ゆっくりとお話しする機会がなかなか持てませんでした。

でも、先週の「つどい」では、
初めて参加くださったあるご家族の方と、
事故の日のことや、その後の支える立場のことなど、
家族としての気持ちを、お互いに話し、
聞き合うことができました。
このことは、私にとって、とても意義深いことでした。

家族の立場でも、皆さん、どう支えていいのか思い悩み
孤立しがちなのだと思います。
そんな時も、「つどい」の場を使っていただき、
家族同士の思いも共有していただければと思いました。

次回は、10月7日(土)13:30-16:30です。
お待ちしております。