稲美町で講演会「ともし続ける『灯り』」

7月7日(土)七夕の日。
この日は、朝からタフスケジュールな一日でした。
でも、印象深い一日になりました。

稲美町での講演会
どんなまちだろう・・・、どんな方々と出会うのだろう・・・、
心待ちにしながら準備をし、早朝から車で出発。
約1時間半強で稲美町役場へ着きました。

ボランティアさんによって手入れされたサルビアの花が
とっても綺麗で、真っ赤な色が、低血圧気味の寝ぼけた頭と
気持ちを、シャン!と目覚めさせてくれます。

稲美町は「ため池のまち」とのこと、きっと雨が少ない土地柄で、
梅雨時は雨がしっかり降った方がいいのだろうと思いましたが、
お天気はかろうじて曇り。参加者の皆さんには助かりますね。

役場の入口には、大きな張り紙をしてくださっていて、
恐縮しきり・・・。
早速、会場となる役場新館4Fのコミュニティセンターホールへ。
担当してくださった教育委員会の松本さんが、何から何まで
心を込めて段取りしてくださっていました。

講座では、今井裕さんがこの事故の被害者に向けて
作ってくださったCDを聴いていただいたり、
パワーポイントを使って取組み全般の説明をしたり、
今年の4月25日の取組みをダイジェストしたDVDを
見ていただいたり、
今春、出版された手記集を回覧して見ていただいたりして、
約30人ぐらいの方々と、1時間半、この事故と被害者支援のこと、
現在の被害者(負傷者)の方々の様子、これからの問題、
そして、この事故を遠くのことでなく、我がこととして、
いつまでも忘れないでいていただきたいこと、など伝えました。

人権講座に来られる方々は、皆さん、意識を持った方々が多いですが、
最後まで頷きながら話を聞いてくださり嬉しかったです。
こういう機会をいただけたことに、心から感謝!です。