猪名川に、なぜか、『ピラニア』が!!!

きのう、8月25日は、チョッと面白い講座をやっていました。
シニア(主に団塊の世代)向けに、「きっかけづくり講座」
地域でボランティアなど、何か活動のきっかけを!
〜と言っても、未だ何も活動しておられない見ず知らずな方に、
声をかけるのは難しい・・・ってことで、ちょうど、この日に
活動を予定されていた、「グループ風」さんの素敵な企画に相乗り!
AMの講演会「子どもの遊び場を考えよう、つくろう」に引続き
PMに実施の、「猪名川で川遊びをしよう!」に、
『実地体験:第1弾』として、ピョンと便乗! 
ボランティア体験(参加される子どもさん達の見守りなど)をしつつ、
猪名川の自然についても一緒に学び、
大人としてできることを考えていこうという趣旨です。

20年ほど前、未だ、川西市に引っ越す前に、川を隔てた
隣の市の大阪府池田市に住んでいた頃、小学2年生だった
長女の夏休みの宿題をやろう!と(親が??!エヘヘ)(^_^;)
「石を比べる!」というテーマを考えて、猪名川の下流域、
中流域、源流域の石を採取することにして、
時期も同じ頃、この小花の辺りの河川敷に、
中流域の石を採取しに来た覚えがあります。
その頃の河川敷は、かなりゴミがあふれていて、
石も、ゴロゴロした状態だったと思います。
それでも、結構楽しく親子で水遊びを楽しんでいました。

それが、もう驚き!!!感動です!!!
河岸の堤防をのぼり、そこから、猪名川を見下ろした途端に、
(ブログライターも)一気に子どもになってしまった!!!
20年前と同じ河川敷が、今は、素晴らしい『せせらぎの水路』
として整備されていて、自然と触れ合いながら
思い存分遊べるスポットになっていました!!!
これが皆さんがよく言っておられる『川西のお宝』の一つ、
猪名川のドラゴンランドと、『せせらぎの水路』のことか、と・・・。
既に、多くの子ども達や家族連れが、楽しんでおられます。

事前に猪名川の自然や生物について、
牛尾先生からもレクチャーを受けていたので、
『せせらぎの水路』に着くと早速、子ども達も網を持って、
生物の採取に取りかかります!!!
猪名川本流の脇にある、小さな水路ですが、実に
30種類弱の生物が生息しているのだそうです。
採取の仕方については、ちゃんと要領があるのですね。
子どもも大人も、本当に無我夢中になれます!!!
(もちろん、見守りのボランティアもしてますョ!)

そこで、また、新たな出会いが!
淀川ネイチャークラブという、「将来を担うこどもたちと
ともに、家族で身近な自然とふれあう観察会を!」を目的に
活動されている組織のボランティアの方が、たまたま、
猪名川の生物を調べるために、投網をはって、
採取をしておられました。
同じようなことをしているので、みんなで一緒にお話をしていると、
そのボランティアの“橋本さん”の採取物の中に、
何とビックリするような『生き物』が・・・
(ダダダ〜ン)

ピラニアです!!!!!

なぜ???猪名川に???
橋本さんは、こういう生き物の扱いにとても慣れて
おられるようでしたが、ピラニアを手に持った何回目かに、
ついに、(一瞬ですが)噛まれて!!!しまいました。
本当に痛そうでしたし、少しだけ血も出ました。

こんなピラニアが元々猪名川に生息する訳がありません。
誰かが、飼っていた物を川に放したのでしょう。
でも、子どもたちが、素足で水と戯れ、小さな子は、
浅瀬で座り込んで、水の流れと遊んでいるようなところに、
人を噛むようなピラニアがいるなんて、考えただけでも
ゾッとする話です。

橋本さんは、その後も数回投網をはってみられたそうですが、
それ以上は、見つからなかったとのことです。
どうか、子どもたちが遊ぶ『せせらぎの水路』のような所では
これ以上、ピラニアがいないようにと願うばかりです。

という訳で、老いも?!若きも一杯の30〜40名で、
色々盛りだくさんな『きっかけづくり講座』を過ごしました。
この講座は、この後、実地体験:第2弾「「『つながりカフェ』に
ご招待!」へと続いてまいります・・・。(*^^)v