シンポジウム「JR福知山線事故の本質」@同志社大学

10月6日に「JR福知山線事故の本質」というシンポジウムが
同志社大学「寒梅館」で開かれます。
これは、同志社大学教授で、同志社大学ITEC(技術・企業・国際競争力
研究センター)副所長でもある、山口栄一先生が中心となって
企画されているシンポジウムです。

先日、9月13日に、山口栄一先生と、司会をされる河口充勇先生に
初めてお目にかかり、シンポジウム当日の打合せを、1時間余り
させていただきました。

山口先生のおっしゃる、『この事故は、組織事故である』
『問題点を明確にした原因究明・追究が絶対に必要である』との
お話に、この事故の原因とその追求を、どこにすればいいのか、
どう考えればいいのか、やっと自分の中で、クリアになったと
思いました。

今まで、JR西日本からの説明や、事故調査委員会の説明を聞き、
メディアの報道も読み、見てきましたが、いつも、『何かが違う』、
『何か根本的な追究の方向が違うのでは・・・?』と、違和感を
持ち続けていました。そのモヤモヤが、この日初めて
スキっと明解になりました。

そいう意味で、今まで積み重ねてきた、事故負傷者の方々の
横の「つながり」をネットワーキングする「つどい」の場は、
非常に重要なのだと、また、確信することができました。

このシンポジウムは、各界の方々の貴重なお話や、
「公」には初めて出られる負傷者の方のお話もあり、
事故から2年6ヶ月という時期としても、とても重要な
「エポックメーキング」的な位置づけになるのではないかと
思います。

事故当事者には、京都の地は遠いですが、しかし、何としてでも
聞いていただきたいシンポジウムだと思います。
(※詳細は、以下のPDFファイルをご覧ください)