12月26日の講演会のあった綿業会館。
本町から歩いて数分。
新旧入り混じるビル街の中で、ひときわ、
その威厳ある重厚さが目を引く。
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昭和6年12月に竣工し、翌年1月1日から開館、
その後、現在に至るまで、戦争もくぐり抜け、
大阪大空襲では、一面が焼け野原になった時でさえ、
窓ガラス1枚とカーテン1枚だけの被害で、
生き延びてきた建物。
現在は、重要文化財になっている。
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講演会のあと、各部屋を、説明を聞きながら
見せていただく機会を得て、「古い建築物好き」には
飛び上がらんばかりのラッキーなお話!!!
このお部屋の特徴は、天井。 とても華やか・・・。
※各部屋の詳細説明は、上記「綿業会館」の文字をクリック。
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3階にある談話室。
この深い木の色、高い天井が、本当に落ち着く。
こういうところで、財界の方々が、
日本の経済を動かすような話を
してこられたのだろうか・・・?
奥の壁面の陶器を使った装飾、和洋の融合で見事。
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各部屋のスタイルが違うのは、世界各国の来賓や、
会員の好みで、好きな部屋を選んでもらえるようにとの
配慮だそう。
また、将来を予見して、本格的な冷暖房にも対応できるよう、
最初からダクトの径を太くして建物に内蔵させたとのこと。
さらに、各部屋の窓には鋼鉄ワイヤー入り耐火ガラスを使用。
そのことが結果、戦火を免れ、現在も存続することになったと・・・。
※続きは、以下のblogへ
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