小さなセットアッパー

みなさん、こんにちは。マッチャンです。
市民事務局かわにしにある この
扇風機くんは今日も事務作業をしている
スタッフにささやかにそして辛抱強く
風を送っていました。
こんな小さな体でひたむきだなあと
僕は見つめていました。

自分は大きな事は出来ないけれど
皆のために自分なりに目一杯
頑張っている。すごいなあとか
えらいなあとか思っていました。

人目につくところしか人は評価されにくいですよね。
コツコツ頑張って少しよりも、テキパキと業務を
こなす方が格好いいし、周りからの評価も
高いですよね。
この扇風機くんもエアコンには
遥か遠く及びません。
家庭内でいえば霧ケ峰なんかには
とてもかないません。

そんなことはわかっているさ
別に君たちに評価されたくて
僕は風を君たちに送っているんじゃないよ
こんなセリフが言ってみたいですね。
でも僕にはそんな事、まだまだ言えない。
それはジレンマにはならない。
さわやか感のある現状への諦めなのですね。

だから小さな風を送れる僕になるために
力をつけようと努力をしようと考える僕は
ただのお人好しなのか 気持ちが優しい人間なのか
もう少し成長したらわかるかもしれませんね。