箕面市は、NPOにとって「進んでいる」市と
言われています。
本当にそうだな〜と実感しています。
ライターが、箕面市の市民活動に初めて出会わせて
いただいたのが、かれこれ10年ほど前。
その時すでに、中間支援の「フォーラムみのお」さんによる、
駅前ビルの空きスペースを使っての委託事業が
始まっていました。
指定管理者制度の導入も早く、いつもお手本として
勉強させていただきに行っています。
(スガイさん、いつも本当にありがとうございます!!)
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その箕面で、現在、もともと「市」がやっていた
助成金制度を、指定管理者がやっていくという、
日本でも珍しい、ものすごい「仕組みづくり」の作業が
進行中です!!(※最後に説明)
ライターは、その制度構築委員会のメンバーにお誘いいただき、
7月から月1回の会議に参加させていただいています。
羨ましいというか、むしろ通り越して、
やっと民間による実質的な指定管理事業が始まったばかりの
「まち」から見ると、もう、未来都市です!!
きょうは、その「パブリックコメント」的な位置づけの
「〜いっしょに創ろう!考えよう!〜
みのお市民活動支援金制度構築フォーラム」の日でした。
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第一部は、公益財団法人京都地域創造基金
理事長の深尾昌峰さんの基調講演。
テーマは、「お金に“志”を乗せる、“志”が社会を変える」
深尾さんは、本当にアイディアパーソンだなぁ!と
いつも思います。そして、お話が分かりやすい!!
今日の講演で使われた「図」は、いまの社会において、
NPOなどが「課題」を社会化して、社会的認知を
得ていく構図を、ドンピシャ表現していて、ハマりました〜!!
第二部は、「たたき台」状態の新「支援金制度」の現況説明と、
それを踏まえてのワークショップ。
箕面で市民活動をしておられるみなさんと、質問や意見、
提案を出しあいました。ライターもファシリテーターでお手伝い。
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本当になんてマチュアなんでしょう・・・。
市民の成熟、まちの成熟、やっぱりすごいなぁ・・・。
あと1回、12月に最後の「制度構築委員会」がありますが、
そこで、きょうの質問・意見・提案も含めて、
委員みんなで話しあい、最終原案を作る予定です。
府県も市も違いますが、「中間支援」をしているものとして、
この制度が、箕面市において、本当に実りあるものとなることを
こころから願っています。
そして、こういう制度を構築し、実施者となる、指定管理者の
「フォーラムみのお」さんのますますのご発展も
こころから祈っています!!!
(こういう機会をいただき、本当に感謝です・・・)
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※「みのお市民活動支援金制度構築」
市民活動を資金的に支援するものとして箕面市が実施していた
「箕面市非営利公益市民活動促進補助金」(NPO補助金)が廃止され、
みのお市民活動センターが実施する「みのお市民活動支援金」が
今年度より新たに設けられました。
今年度は、NPO補助金を踏襲して実施していますが、
NPO(指定管理者)の柔軟性を活かすよう、来年度からの実施に向けて
新たな制度構築について検討中です。(以上、フォーラムのチラシより)
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