追加モデル集落紹介シリーズ(山寄上編)

「追加モデル集落紹介シリーズ」 ご無沙汰です!
 今日は、多可町加美区の山寄上(やまよりかみ)集落をご紹介します。

 昨日は、アドバイザーの津田さんと地元の皆さんとの意見交換を行いました!
 地元の皆さんの村づくりへの思いは熱いです。「今は村総出でイモ掘り交流事業をやっている。5年後、続けられているかどうか...。」
 続けられるやり方を一緒に考えていきましょう!! 

【集落の位置】
○多可町加美区(旧加美町)の最北端に位置し、国道427号線を北上すると播州峠を境に丹波市青垣町と接しています。

○播磨、丹波、但馬の国境にそびえる「三国岳」の東麓、加古川の支流である杉原川の最上流域の山間集落です。

【集落の特徴】
○集落の北部にある青玉神社において、五穀豊穣の祈願として秋に「曳き山まつり」が行われます。神輿には宝船や高砂、鶴亀といった飾りが施されています。

○まつりでは、「曳山おどり」を踊りながら村中を練り歩き、五穀豊穣を祈念します。同おどりは約700年続いた後、一時休止となりましたがS49に復活。しかし、近年はおどり手の高齢化により、途絶えています。

○地名の由来は、山に近接した川上の地であることによると言われています。

【これまでの取り組み】
○下流にきれいな水を流そうという集落住民の意識が高く、H2から婦人会の総出で毎月の公民館清掃・溝掃除を行っています。(とは言え、今は婦人会は7名しかいません。大変だ。)

○H12からは、サツマイモ堀り体験による交流事業を実施しています。集落総出で、転作田を活用し、イモ植え、管理・育成などを行っています。今年は8/23、参加費2,000円。当日は、他にビンゴゲーム、焼きそば販売、バザーなどが行われます。ムラの一大イベントです。

○地元産のコシヒカリ「きよしま米」が、H18から伊勢神宮へ献上米として奉納されています。県内からはこの米だけが奉納されているようです。すごいな〜。

※「小規模集落元気作戦ポータル」にも集落の概要を載っけています。是非、ご覧ください。