新幹線やブルートレインの模型、JR山陰線餘部鉄橋(香美町)などの鉄道ジオラマを展示した「ひめじ鉄道模型フェア」が23、24日の両日、JR姫路駅の中央コンコースで開かれました。鉄道の魅力にふれてもらおうと、JR西日本の若手社員が企画されたもの。
姫路在住の私、決して「鉄ちゃん」ではないのですが、「香美町? 餘部? ブログねたになるがな!」と息子を連れて行ってきました。会場にはたくさんの人が来ていました。走っている模型を接写するなど、「この人、鉄ちゃんやな。」と感じさせる人も。なんか、子どもより大人の方がはしゃいでいたような(私もその一人かな)。
会場には、2つのジオラマが。一つは「街」のジオラマ。清水寺や通天閣、姫路城など関西の名所の模型が並び、約10メートルのレールが4組敷かれていました。新幹線や特急列車などの模型が走ります。
もう一つが、余部鉄橋のジオラマ。このジオラマは、JR明石駅の若手職員が製作し「みどりの窓口」に展示されていましたが、「鉄道ジャーナル」誌に掲載されたのがきっかけで、県庁を通じて平成20年11月に香美町に寄贈されたとのこと。
現在は、餘部鉄橋のふもとにある餘部小学校で、鉄橋を知らない子ども達のために「ふるさと学習」の教材として活用されていますが、今回のイベントのために借りてきたとのこと。
こちらでは、特急はまかぜや寝台特急ブルートレインを走行させることができました。
いずれも希望者は3分間の操作体験ができるのですが、息子が「運転したい、運転したい!」とうるさくって。30分近く並びましたわ。
会場では、他に「はまかぜ」のヘッドマークや、特急の車両名を示す表示なども展示されていました。
餘部は、「ふるさと自立計画推進モデル事業」のモデル地域です。新しいコンクリート橋が完成した後には、餘部駅側から3本までの橋脚と橋桁が保存されて、鉄橋上を歩いて見学できるとのこと。また、撤去された鉄橋跡地には「道の駅」や「餘部鉄橋記念館」が建設される予定です。餘部の「ふるさと自立計画…」については、こちらもご覧ください。