地域と世代を越えた広がりを見せる、新しい地域活性化の芽

小規模集落元気作戦HPの「小規模集落元気日記」をご覧の皆々さま(%ニコ男%)(%音符1%)まいどご贔屓に。応援ありがとうございます。(%笑う女%)(%ハート%)

そして、大洋を越え、はるか彼方の国で世界の強豪アスリートたちと闘うオリンピック日本代表選手たちも、熱く応援していきましょうぞ。(%怒る男%)(%雷%)

さて、写真で綴る集落の「四季折々の顔」は本日で、3回目です。

三日坊主が代名詞の自分(%ショック男%)には、きょうが人生最大の山場!? なんてことはありませんが、きょうは兵庫県の北部香美町は小代区の、実山です。

実山は、同町の中心地に近く、背後を山に囲まれています。そして、同町で最も人口が少ない、代表的な中山間過疎集落。

稲作の他に、畜産農家もありますが、集落住民にとって悩みの種以上に深刻化している問題は、獣害。特に、実山は猿害がひどいのです。(%痛い男%)(%涙%)

農家にとって、1年大変苦労して栽培し、さぁ〜収穫やぁ!という時、大きな被害を受けたら…それはもう、ウキィィ〜〜!(%痛い女%)(%涙%)となるはず。

実際、県内の農林業で野生動物による被害金額(2007年度)は総額8億円を軽く超えています。は、は、8億とな…ウキィィ〜〜!

右上の写真は、山々に囲まれた実山の風景。

そこで、われわれ元気作戦隊員は、集落の活性化につながる交流促進の延長上に、但馬の各地で展開する「獣害レンジャー」誘致事業と協力。

猿害防止策設置ボランティアを募集して、学生ボランティアと集落で研修&防止柵設置作業を行いました。詳細は、こちら(%笑う男%)(%ニヤ女%)

写真は、獣害レンジャーが集落住民と協力して設置できた防止柵です。

学生ボランティアとの交流がきっかけとなり、今年は収穫の時期に稲刈りボランティアで農家の方々とお手伝いをしました。(%ニコ女%)(%星%)(%笑う男%)

11月、社会学部で勉強する西宮の大学生が「卒論のための現地調査」ということで、実山に入りました。集落の歴史や住民の暮らし等、活性化についての現状課題など意見交換をしました。(%ショック女%)(%ニヤ男%)

12月には、実山でボランティア活動ができた学生さんたちが、お礼にと雪囲いと猿害防止柵の撤去作業をお手伝いをしました。(%ショック男%)(%ニヤ女%)

このように、実山ではボランティア活動がきっかけで、新たな交流が始まっています

年が明けて2月初旬、集落の懇談会に参加。

今年1年、獣害レンジャーなどのイベントを通じてよかった点、悪かった点を出してもらいました。今後は、集落の若い世代も積極的に参加し、学生ボランティアとの交流も持続的に行いながら、村の将来を考えていこうという方向性が生まれました。

地域の活性化事業は、どちらかが一方的に負担を抱えれば、続かないものです。熱い活動家だけが活動していても、うまくまとまりません。

ですから、いろいろな世代、地域住民が手を取り合って、負担のない形で行える交流が活性化の持続的な可能性につながります。しんしんと降り積もる実山に、新しい活動の芽生えを感じました。(%ひよこ%)(%星%)