集落の「四季折々の顔」は、本日が4回目。朝来市は与布土地区から。
兵庫県のほぼ中央の朝来市にあるこの地区は、地域資源のひとつに「よふど温泉」という大きな施設があります。(%ニコ男%)(%ニヤ女%)
朝来市では、単独集落の取組だけでは地域おこしの限界を感じ、直面する課題を小学校区単位で解決していこうとしています。それが、自治協議会。
平成19年6月、与布土地域自治協議会が設立され、翌年4月に自治協議会の総会を開催。まちづくり計画が策定されました。(%ニコ女%)(%王冠%)
さぁ! いざっ!という時に、都市部における交流相手を見つける糸口がなかなか得られなかったということ。
平成21年度に小規模集落元気作戦のモデル集落に選定されて、様々な交流が促進されています。上の写真は、アイガモ農法による「与布土コシヒカリ」。極上の味だそうです。(%ニヤ女%)ジュル
自然(オオサンショウウオ等の希少生物)とのふれあい体験、遊休農地を活用した農作業体験、里山での田舎暮らし体験、地域農産物等を使った伝統料理や加工品づくり等々の活性化策がありますが…
当HPファンの方から「ふぅ〜ん、けど、そういう活動はどの集落でも取り組んでいませんかぁ?」というご意見が聞こえてきそう(%ショック男%)(%ショック男%)
たしかに、活動内容には奇抜なものはないでしょうが、与布土はそれらの活動に「地域住民のPRIDE」を感じるのです。
そのPRIDEとは?
それは、地域住民が一丸となって、「未来に誇れる与布土地域」を創っていこうというもの。地域の活性化はいかんせん、商業的なものに片寄りがちです。が、与布土地域の活動は「環境」「産業」「教育」「福祉」等の幅広い分野に存在する地域課題を解決するため、自治組織が総合会社のような役割を担って、活動を展開しています。
その一環に、わらぶき民家(旧郷土資料館だった建物)を改築し、農家レストラン「百笑茶屋・喜古里」としてオープンしたこと。
地元食材を使った郷土料理を提供できる場だけでなく、特産品の開発も積極的に行う大切な交流拠点でもあり、古民家を大切にしようとする教育の場でもあります。
今年(平成21年)に展開した活動に、12月初旬に都市部のまちづくり協議会とのお試し交流がありました。
名所めぐり、農家レストランでの食事、冬の旬の野菜収穫体験に、温泉入浴&温泉祭りの見学と、初めての取組で反省点がいくつかあったということですが、参加者を飽きさせない交流でした。
写真は、野菜の収穫体験の様子。袋がはちきれんばかりに、地元の野菜を収穫&お持ち帰りされていましたよ。
与布土地区は、今後の展開にいくつかの都市部団体と話し合いを進めながら、「環境」「産業」「教育」「福祉」分野の複合的な交流を深めていきます。そして、それが
与布土のこれからを、Check It Out!
アクセス:
北近畿豊岡自動車道山東ICから車で5分。神戸・大阪の都会から車で1時間半で行けるんですよ。
写真は、冬のよふど温泉です(%笑う女%)寒そうだけど、温泉でゆっくりまったりしたいなぁ(%痛い女%)(%ニヤ男%)(%ハート%)