今年度の新モデル集落を紹介するシリーズ、第2弾として朝来市の殿(との)集落の横顔をご紹介しましょう。
【殿集落ってどこ?】
殿集落は朝来市の旧和田山町竹田地区、円山川の支流安井川沿いにあります。
この集落の特筆すべきところは、まずそのアクセスの良さ!
北近畿豊岡自動車道、播但連絡道路和田山ジャンクションから車で5分のところにあります。
【地名の由来】
かつて、朝来郡司であった「日下部安樹」が居住していたことから、「殿」という地名になったとされています(朝来志)。
後述の竹田城といい、「お殿様(%王冠%)の住んでいた」なかなか由緒正しき集落なのです。
【国史跡「竹田城」】
集落から約2㎞のところに全国屈指の山城遺構竹田城があります。
標高353.7mの山頂にあり、但馬の守護大名山名氏が嘉吉年間(1441〜43年)に築いたとされ、1600年に廃城となる直前の城主・赤松広秀が現存する豪壮な石積みの城郭を整備したと言われています。
その規模は南北400メートル、東西100メートルと全国最大規模を誇り、平成18年には日本城郭協会により「日本100名城」に選定されました。
また、秋から冬のよく晴れた早朝に雲海の上から顔をのぞかせる様はまさに「天空の城」。
ライブカメラ映像はこちらから。
【山城の郷】
殿集落にはレストラン、農産物処理加工施設、屋外運動施設である「山城の郷」があります。
このほど新しい指定管理者を迎えて新装オープンしました。
岩津ねぎや但馬ビーフを材料としたメニューや山城の郷と竹田城跡、ふもとの城下町を結ぶボンネットバス「天空バス」の運行などにより、地域活性化の中心拠点として期待されます。
先日のはじめての顔合わせでは、
(%緑点%)殿の農を通じた活性化に向けた取組を展開しよう!
(%緑点%)「山城の郷」との連携やイベントの企画も考えてみよう!!
(%緑点%)まぁ、とりあえず「やってみよう」!!!
という非常に前向きなご意見が出ていました。
ここでイベントのご紹介。(%ペンギン%)
6月20日(日)まで竹田寺町通りの周辺で「竹田寺町通り花しょうぶ祭り」が開催されています。
天空バスも活躍しているみたいですよ!!
ちなみにこの情報、地元の読者の方から頂戴しました。
ありがとうございました。(%ひよこ%)