今年度モデル採択集落紹介シリーズも残すところあと2集落。
今日は佐用町の目高(めたか)集落をご紹介しましょう。
【目高ってどこ?】
中国自動車道「佐用IC」から南西に約10㎞、JR姫新線上月駅から南西に約3㎞登った山間部にあります。
「願わくは、我に七難八苦を与えたまえ」の山中鹿介幸盛が籠城したことで有名な「上月城跡」の近くです。
上月城公園歴史資料館〜上月城跡〜目高集落にかけて約7㎞の遊歩道が整備されています。
【地名の由来】
一説では高いところにあることから名付けられたと言われています。
【美しい日本のむら】
農林水産省「第9回美しい日本のむら景観コンテスト」で全国農業協同組合中央会長賞を受賞した風光明媚の地で、まさにその景色は桃源郷の趣です。
コンテストの評をみてみましょう・・・
「この集落では、古来から息づく『助け合い精神』のもとに、斜面に沿って開墾された棚田の草刈や除雪を村人総出で行うなど棚田を含めた美しい景観の保全に集落全体で取り組んでいる。秋になると、町の中央部を貫流する千種川で発生する朝霧が集落の近くまで立ち上り、霧に包まれた村は幻想的な風景を見せている。」
初めて訪れてみてもどこか懐かしい。
「日本昔ばなし」に出てきそうな日本のむらの原風景が目高にあります。
【長寿のむら】
90歳代の元気な高齢者の方の姿もちらほら。
知る人ぞ知る長寿のむらなのです。
【利他の花咲く村】
目高に惚れ込んでIターンしてこられた方や周辺集落を含めた住民の皆さんが中心となり、むらづくりと定住の推進を目的に「利他の花咲く村」を組織して都市部と活発な交流事業を行っています。
とはいえ、集落の人口はわずか10人。
(%紫点%)まずは「小規模集落」と言えるだけの規模・人口構成にしよう!
(%紫点%)そのために若い人の移住を目指そう!
集落の皆さんの目標はあくまでも明快です。
取組への応援、よろしくお願いします。