小規模集落を担当するようになって、早くも3ヶ月が経とうとしています。
これまでに比べ、圧倒的に但馬に行く機会が増えました。
但馬と言えば皆さんどんなことを思い浮かべるでしょうか。
雪、スキー、カニ、イカ…いろいろあると思いますが、今日はちょっと違った角度から「但馬らしさ」を探ってみました。
但馬以外に在住の皆さん、但馬で車を運転していて「あれ?」と思ったことはありませんか?
雪が積もった冬場のことを考えて、様々な工夫がされています。
①雪が積もりにくいよう信号機は縦向き
②路面が雪で覆われても分かるよう停止線の位置に「停止線」の道路標識
③路肩に雪が積もっても道路外に飛び出さないよう路肩には紅白ポール
今は夏場ですが、きっと冬になったらありがたみが沸きそう、そして神戸で運転し慣れた身にはちょっと新鮮なアイテムの数々。
ここで、ちょっとした疑問が浮かびました。
「北に向かって運転して行ったら、どこから信号が横向きから縦向きになるのか?!」
6月20日、多可町山寄上からスタートし、国道427号線を新温泉町久斗山に向けて北上する道すがら調べてみました。
国道427号線は明石市和坂交叉点から西脇市上戸田交叉点、播州トンネルを経て、朝来市大垣交叉点まで至る102.3㎞の道路です。
山寄上から播州トンネルを通過し、丹波市青垣町の「小倉」交叉点は横向きでした。
「遠阪小学校前」、ここは点滅信号でしたがまだ横向きです。
そのまま走ると北近畿豊岡自動車道の遠阪ランプ。
遠阪トンネルは国道483号線になるので、ランプには入らず、峠道を走ります。
道が九十九折りになり、遠阪峠。
結局、ランプから峠まで信号は全くありませんでした。
ここから先は朝来市山東町に入ります。
そしてまた九十九折りの道を降りると、最初の信号が(と思いながら山東ランプも過ぎてしばらく走る)…あ、ありました。
ここは朝来市山東町上早田。
名前はない点滅信号ですが、ついに縦向きになっていました。
調査結果:
「丹波市・遠阪小学校前は横向き。遠阪峠を越えた朝来市・上早田は縦向き。」
「峠道に信号はなく、途中で国道483号を使っても同じ調査結果。」
ということで、
丹波から但馬に入ったら縦向き
になるという極めて順当な結果となりました。
いずれ他の主要道路もまた調べてみたいと思います。