9月26日(日)、養父市馬瀬集落では、交流を続けている神戸市東灘区の住民の皆さんとの収穫イベントが行われました。
今回は5月29日(土)に植えた稲とサツマイモの収穫のため、約40名の皆さんが馬瀬にやって来ました。
区長さん、東灘の代表の方のご挨拶のあと、早速、田んぼに移動(%左足%)(%右足%)
前日は雨(%雨%)で足許はぬかるんでいましたが、皆さんの日頃の行いが良かったのか、当日は幸い穏やかな天気に恵まれました(%晴れ%)。
東灘の皆さん、鎌を手に田んぼに分け入って、「エイヤエイヤ」と刈り取り開始。
田植えの時に一度泥んこになっています。
多少のぬかるみもへっちゃらです。
東灘の皆さんが刈り取って積み上げられた稲を、馬瀬の皆さんが受け取ってくるくるっと結束。
そして、ある程度の面積が刈り取れたら、稲木を設置して次々と掛け始められました。
稲刈りに疲れて田んぼから上がってきた東灘の皆さんが集落の皆さんと一緒に稲束を稲木まで運搬。
さらに、稲木に干しきれなかった稲束は集落の皆さんがコンバインで脱穀。
一緒に稲刈りをやるのは初めてなのに、ぴったり息の合った作業が展開されました。
午前中には稲刈りが全て終わってしまいました。
そして、こんな一こまも。
機械化が進んだ昨今、稲刈りはコンバインで行うのが普通になっていて、集落の中でもわらで稲束を結束する機会は劇的に減っています。
ということで、今回の機会を利用して、上手な束ね方を若手に伝授です。
「ここな、こうやって引っ張ってから結わえるとうまくいくんじゃ」
古くからの知恵が集落の中で着実に受け継がれた決定的瞬間(%雷%)です。
それからこれは「注連縄用の稲穂」の作り方伝授。
「これをこうやって剥いて、ほれ、あんたもやってみ」
畦ではおばあちゃん方がにこにこしながら作業を楽しそうに見守ってくれていました。
さぁ、昼からはサツマイモ掘りです。
こちらの様子は、また改めて。