ごちそうさまでした! 我が家の「行頭まい」ちゃん!

9/19、上郡町の行頭(ゆくとう)では、米づくりオーナーによる稲刈りが行われたところですが、我が家の「行頭まい」ちゃんもついに家族の口に...嬉しいような悲しいような。
(「行頭まい」ちゃんのレポートはこちら その① その②

「行頭まい」ちゃん。行頭では今年から米づくりオーナー事業に取り組んでいます。その田植えイベントの時に少し苗をいただきましてね、家でたらいで育てました。

水も循環できないし、土も少ないし、日当たりもそう良くないし。そのせいでしょう、茎も細く、実もそんなにつきませんでした。

カマで刈り取り、3週間ほど乾燥。そして、「脱穀」「もみすり」を行いました。

量が少ないわ〜。どれくらいメシが食えるかと期待していましたが、こらあかんな(%ショック男%)

すり鉢に入れて、ボールでもみすりをします。写真はゴルフボールで行っていますが、固すぎます。米がボロボロになってしまいます。軟式ボールくらいの方がいいようです。
しかし、なかなかすべてのもみがとれません。最後は1粒ずつ爪で剥がす始末。機械の力はすごいっす。

もみすりが終わった米は写真のとおり、小粒ながらも米です。光ってるでしょ。もみすりに時間がかかっただけに、ちょっとした達成感だな。

これから精米!というところですが、「もうええわい、そのまま炊いてまえ!」
他の米と混ぜて、炊きあげました。少し黄色く写っているのが「行頭まい」ちゃんです。ちょっと固めでしたが、ほのかな甘みが...。行頭の住民さんの顔が脳裏に浮かびます。いつもありがとう!

今は機械化されて楽になったと聞きますが、農業は大変です。また、消費者の口に入るまでにはいろいろな手間がかかることを学びました。米は八十八の手間がかかるから「米」という字になったとか。ウチのチビもちょっとは分かってくれたかな。

これからは生産者に感謝しながら、食べ物を大切にしたいとつくづく思いました。(なんか子どもの作文みたいなシメになってしまってごめんなさい。)