10月17日(日)、「高坂神社の秋祭り」に行ってきました。
とても気持ちのよい秋晴れで、絶好の祭り日和です。(%晴れ%)
夏の火祭りのときと同じく、たくさんの方が帰省されているようで、小さな子どもたちが神社の境内を走り回っています。
ちなみに、その子達の中で集落に住んでいる子は、一人だけだそうです。
さぁ、大きくなって火祭りに出るときの練習だ。
いち、にーの・・・。
さて、五穀豊穣を感謝するお祭りの中心は、太鼓の練り込みです。
集落の端から神社までの道のりを男衆の吹く笛の音に合わせて、祭り装束の若衆二人が太鼓を打ち鳴らしながら練り歩きます。その後を子どもたちが引く宝船が続きます。
出発したときは、あまり人がおらず、大丈夫かなと思ったのですが、気がつけば、たくさんの人がぞろぞろとついてきていました。でも、以前に比べると少なくなったそうです。
(太鼓の練り込みの様子はこちらをご覧ください。)
太鼓が神社の前についたら、拝殿の前で神様に太鼓を奉納します。
(%音符1%)「へいまーだ。」(%音符2%)
お祭りの最後は、餅まきです。
役員さんのあいさつの後、若衆や役員さんが餅を盛大に放り投げ、参加の皆さんが、競い合うように餅を拾って袋にいれます(こちらの動画もお楽しみください)。
中には数字の書かれた餅があり、それがそのまま懸賞の当たりになっています。
当たりの餅を拾った人は拝殿の賞品引換所で酒や食料品などの賞品をもらいます。
「大きな集落だと旅行とか当たるんだけどね。」(%涙%)
練り込みの太鼓は独特の振りで掛け声を掛けながら進みますが、その意味がわからないので、2、3人の人に尋ねてみましたが、あまりご存知無いようでした。
そういえば、去年の区長さんからも集落の歴史などについて書いたものはほとんどないという話を伺ったことを思い出しました。
お祭りや集落の生い立ちなど昔からの集落の歴史や謂れについて、皆で調べて、高坂集落史みたいなものをつくって配るというのも地域づくりのひとつとしていいかも知れないと感じた秋の日でした。
ハイラム・ビンガム