大学生によるむらづくりの提案(朝来市与布土)

昨日、ふるさと自立計画推進モデル事業のブログで紹介された「大学生によるむらづくり提案」事業、第2回目は朝来市与布土地区で11月1日(月)〜3日(水)にかけて実施されました。

この事業は私たち集落元気応援隊と一緒に「地域再生大作戦」に取り組む農政環境部楽農生活室で実施。
中山間地域集落の住民の皆さんによる主体的な地域づくりへの取組を促進するため、農村に興味のある大学生の皆さんを派遣し、都市の若者の視点で集落活性化策を提案してもらうことを目的に行っているものです。

このたび与布土地区を訪問したのは神戸夙川学院大学と立命館大学の学生さん5名。

1日目は大林寺やアイガモ農法のほ場、玉林寺のしだれ桜などの地域資源を巡り、2日目は地域の中核施設であるよふど温泉、喜古里のヒアリング調査を行いました。

今回の5人はいずれも観光を専門に学んでいる学生さんです。
ということで、特に地区の中核施設のあり方や地域資源を活用した旅行プランなどを提案していただきました。

中核施設のあり方については、「五感で『田舎らしさ』を感じられたら」「地元産の新たなメニュー」など意欲的な提案がなされました。

また、旅行プランについては、スローフード、西宮市立山東自然の家、アイガモ農法、竹田城に来る写真家、与布土の歴史…外部の若い視点から見たキーワードが次々出てきました。

地区の皆さんも意見交換や提案発表に熱心に参加されていました。
学生さんの様々なアイデアが、与布土地区にとって良い刺激になったのはまちがいありません。
一つでも二つでも、今回の提案が実を結べばいいですね。
私たちもこのアイデアを踏まえた地区の取組を応援していきたいと思っています。

皆さんお疲れ様でした。