11月20日(土)、篠山市大芋小学校で「第7回大芋まつり」が開催されました。
同小学校では「ふるさと大芋」の良さを見直し、故郷を誇りに思える子供に育ってほしいという願いを込め、総合学習の時間などの場で地域の素敵なところを見つけ、伝え、守っていく学習が行われてきました。
そして、その発表の場として地域と学校が一緒に開催しているのがこの「大芋まつり」です。
さぁ、オープニングは結成25周年を迎えた金管バンドによる「上を向いて歩こう」です。
日頃の練習の成果がバッチリ出た見事な演奏です。(%音符2%)
1・2年生の発表は地区に伝わる伝説を題材にした劇です。
市野々集落の土蜘蛛伝説、そして福井集落の飛び跳ねる薬師さんの伝説を表情豊かに演じていました。
3・4年生は水戸黄門が兵庫県を旅するという設定で県下各地域の特徴などについての研究発表です。
黄門さまと助さん・格さんが県下各地を飛び回り、兵庫県、そして篠山の良さを紹介してくれました。
5年生はテレビの人気番組をパロディ化して、全国各地、そして篠山の地域食文化を紹介。
軽妙な動きで会場の喝采を浴びていました。
そして6年生が挑戦したのが「大芋名所30選を完成させよう」。
これまで26箇所しかなかった30選の残り4つをみんなで選定しよう、という企画です。
候補選定にあたっては、地区の皆さんへのアンケートや現地調査を実施。
その結果、
(%星%)ささゆりの庭
(%星%)小倉集落の硅石
(%星%)直売施設「なかの里」
(%星%)大芋小学校
の4箇所が満場の拍手をもって晴れてこの日30選入りしました。
こちらは小原集落の「造りやま」。
地区の方のご指導を得ながら、オオサンショウウオやモリアオガエルなど、大芋の豊かな自然を表現した飾り付けをほどこしました。
制作テーマは「少人数 気持ちは感謝の 造りやま」。
32人の児童の皆さんの力を合わせた力作です。
このほか、昼には育友会・なかの里の皆さんによるおふるまいのほか、児童の皆さんが作ったサツマイモのお菓子が提供され、好評を博していました。
いずれの発表、展示とも大変気持ちのこもった秀作揃いでした。
そして目を引いたのが保護者の方だけでなく、地区の方も大変大勢お越しになっていたこと。
学校行事というよりは、まさに地区の一大イベントの様相です。
大芋30選の大トリにも入ったように、小学校がまさに地域の誇る宝として地元の方々に愛されていることを改めて感じた一日でした。
児童の皆さん、地区の皆さん、お疲れ様でした!