目指せ!「だんじ」の特産品化(朝来市黒川)

ハンザキ(オオサンショウウオ)の里、朝来市黒川。
昨年、「くろかわ大根プロジェクト」として、大根を核とした活動を展開。
都市部から多くの若者などが訪れ、また、西宮市の直売所「農村交流市場」でも好評いただくなど、大根が大活躍しました。

そして、この山間の里で静かに進行している次なる特産品プロジェクトが「だんじ」の特産品化。
「だんじ」とはタデ科の植物「イタドリ」のことで、春の若芽を食用にします。
主な消費地は高知県ですが、和歌山県や三重県、秋田県、岡山県でも食用にする地域もあるようです。
そして、南但馬・生野周辺もイタドリを食する地域のひとつ、まさに独自の食文化といってよいでしょう。
ブログ子は残念ながらまだ食べたことがありませんが、「しゃきしゃきした歯ごたえ」とのことです。

ということで、集落では新たな特産品としてからし和えなど「だんじ」の加工品を売り出す準備が進行中です。
まずは、新芽を保存したり販売用に小分けしたりするための「真空パック機」の購入からスタート。
加工用の施設も欲しいなという声も出ました。

どんなものができてくるのか、今から楽しみです。
(写真は12月12日(日)のつるのこバザーで提供された「だんじ」の和え物です)