白とこげ茶、まさに水墨画の世界(香美町実山)

この週末も引き続き日本海側は大雪に見舞われました。
先ほど県北部に発令されていた大雪警報は解除になったようですが、いっぱい積もっています。
地元の皆さま、雪下ろしや運転など、くれぐれもお気をつけくださいますよう。

そんな中、香美町は小代区の実山集落にお邪魔しました。
与布土の雪にびっくり!したブログ子からすると、地元の方には申訳ないのですが、まさに驚天動地的大雪です。
こっちを見ても雪(%雪だるま%)、あっちを見ても雪(%雪だるま%)(%雪だるま%)。
まるでスキー場…そりゃそうですよね、小代は県内スキーのメッカの一つですもの。
これは集落の一番上手にある荒御霊神社です。
白とこげ茶、モノトーンの世界が美しいです。

この日は実山担当の小規模集落サポーターIさんのご案内で集落を回りました。
雪が止み、風もおさまっていたこの日、皆さん、雪下ろしや家の前の除雪に汗を流されており、お話をうかがうことができました。

(%星%)昨日もサルが出て、大根をくわえて持って行かれた(%涙%)。
(%星%)今年はやっぱり雪が多く、去年の3倍はあるかな。

そして、皆さん異口同音に「遠いところよー来んさったねぇ。まぁまぁコーヒーでも」と笑顔でおっしゃるのでした。
その後のスケジュールの関係で泣く泣くお断りいたしました(%ショボ男%)が、皆さん、ご厚意ありがとうございました!(%ニコ男%)

ちなみに、さっきの荒御霊神社のお向かいには牛舎があります。
そう、但馬牛ですよ!
去年6月にお邪魔した時はこんな風に放牧されていましたが、この雪ですから当然のこと牛舎の中、残念ながら再会を果たすことはできませんでした。

雪下ろしの作業ですが、はじめて実際に拝見しました。
急勾配の屋根の上に登って、スコップで突き崩していきます。
日々折りを見てはこまめに雪下ろしをされているのでしょうが、こちらの屋根にはおおかた人の背丈ほど積もっており、今年の豪雪を物語っています。
ちなみに、ブログ子は背丈がそんなにないので、この写真はガードレールの雪だまりの上に両手を突き上げ万歳をしながら何とか撮影しました(下の方に雪だまりの“稜線”が写っています)。

足許を滑らせると大変です。
繰り返しになりますが、どうぞ安全に作業なさってくださいね。
(写真はサポーターIさんの現地事務所のある小代区新屋で撮影したものです)

【おまけ】
今回、サポーターこたつ会議in実山として当地でサポーターの皆さんの意見交換が行われました。
地元猪肉の差し入れなどもあり、大変和やかな意見交換となりました。
こちらの猪汁はショウガ風味でお腹の底から暖まる逸品。
ありがとうございました。

香美町小代区実山・新屋集落の日常をサポーターIさんが綴るブログ「実山日和」はこちらからどうぞ。