味噌のタイムカプセル(朝来市与布土)

1月29日(土)、三田市「アエルクラブ」の小学生8名が朝来市与布土地区を訪問。
今回の目的は、地元産材料を使った味噌づくり体験です。
与布土小学校の児童の皆さん11名も加わり、賑やかな体験実習となりました。
指導いただいたのは「与布土生活研究グループ」の皆さん。
地元産原材料にこだわった「緑風みそ」を毎年5トン(%ニコ女%)つくっていらっしゃる味噌づくりのスペシャリストです。
これまで与布土小学校の見学は受け入れてこられましたが、体験実習ははじめてとのことで、さてさてどうなるやら。

味噌づくりの工程ですが、
(%星%)洗った米を1晩水に浸ける。
(%星%)米を蒸して麹菌を加える。

米が蒸し上がるとあたり一面湯気もうもう。
蒸し上がった米を手際よく混ぜながら、麹菌を加えていきます。

(%星%)2晩寝かせて麹をつくる。
(%星%)茹で豆をミンチにしたものと麹、塩と種水(たねみず:豆の茹で汁)を混ぜる。

仕込みだけで3日かかっているんですね。
攪拌機で混ぜるのですが、ぐるぐる回る味噌のもとにみんな興味津々。
頭の上から、ちょっと失礼します!

(%星%)樽に混ぜ合わせた材料を隙間なく入れる。

空気をできるだけ入れないよう、たたきつけるように入れていきます。

(%星%)空気を抜いて酒粕をかぶせる(栄養になり美味しく熟成するとのことです)。
(%星%)1年待つ。

この日仕込んだ40㎏の味噌樽にはしっかりと
 H23.1.29 アエルクラブと与布土小学校
と記されました。

このまま1年間じっくり熟成させ、来年みんなで開封することとしました。
まさにタイムカプセル、仕上がりが楽しみ(%音符1%)ですね。

この後、与布土生活研究グループの皆さんによる「味噌のつくり方」のおさらい講座があり、
(%エンピツ%)「なんで青大豆を入れるの?」
(%エンピツ%)「この豆はどこから来ているの?」
など、参加の皆さんいろいろと熱心に訊いていました。

手作り工房ならではの味噌づくりはきっと貴重な体験になったに違いありません。
来年の“味噌タイムカプセル”開封に向け、お互いさらなる交流が展開できたらいいですね。

皆さまお疲れ様でした。