定例会に市長も参加、激励いただきました(宍粟市小茅野)

2月10日(木)、宍粟市小茅野集落で元気作戦の定例会が行われました。
普段は地域の皆さん、アドバイザーさん、宍粟市の担当課の皆さん、そして私たち集落元気応援隊で会議をしているのですが、この日はご多忙の中、宍粟市の田路市長にもご参加いただきました。

冒頭、励ましの言葉をいただきました。

(%星%)地域が飛躍する材料として、企業や大学の誘致も大切だが、やはり宍粟市の売りは「自然」。新しい観光の形、例えばリタイヤ組がこれまでできなかったことを実現できるようなもの—森林浴、農業、木の切り出しや加工—を提供できるようにしたい。
(%星%)来年度策定する市の観光基本計画は、地域に住んでいる人が地域を活かすというコンセプトでつくっていきたい。
(%星%)小規模集落元気作戦も、はじめは「何をしたらいいのだろうか」としんどいものだが、一旦取組が進み出すと「あれもしたらどうか、これもしたらどうか」となっていく。寒い今の時期にこそ、知恵を出し合っていこう。

ありがとうございました。

さて、この日は集落の地図が登場。
とてもカラフル(%エンピツ%)ですね。
…見てみますと、
「米を作っている田んぼ」
「野菜を作っている畑」
「何もつくっていないがいつでも作付できるよう手入れしている農地」
「遊休農地」
に色分けされていました。

まずは「遊休農地、特に公民館に近いところの復原が望まれる。少なくとも鋤き起こしなど最低限の手入れができている状態に変えていこう」ということに。

そして、雪解け(ご多分に漏れず、標高の高い小茅野も最大60㎝の積雪(%雪だるま%)があったようです)を待って、遊休農地の状態を確認すべく、昼間に現地踏査をすることにしました。

さらに、何か作付けするにしてもとにかくネックになるのがシカ、イノシシの獣害対策。
獣害防止柵の設置方法や作物の検討も欠かせません。
シカが食べない作物として、かつて作っていたコウゾ・ミツマタなど和紙の原料になる作物を植えよう、土壌条件があえばコンニャクもいいな、などの案が出ました。

元気作戦に取り組む以前から先進地視察やいろいろな取組を模索してきた小茅野。
だんだん取組の方向性も見えてきました。
焦らず、一歩一歩着実に取組を進めていきましょう。

皆さんお疲れ様でした。