土に吹き込まれるいのち 市野々かまど本体づくり(篠山市大芋)

2月27日(日)、篠山市大芋地区「市野々かまどレストラン」ワークショップにお邪魔しました。
この日は前日に引き続き「かまど本体づくり」です。
6日間予定されていたワークショップ日程も4日目…早くも折り返しを過ぎました。

先週作業が行われていた版築の風除壁の型枠はすっかり外されていました。
いい風合いが出ていますね。
乾ききるまで半年、これからもどんどん風合いが代わっていくそうです。

そして、その前にちっちゃなかわいい土台。
この日はこの上にかまどをつくっちゃいます。

四角い箱は薪を入れるスペース。
そしてバケツは釜になります。
右側の木枠のてっぺんまで土をかぶせ、固めてかまどを成形するのが今日の工程です。

さぁ、頑張りましょう!

版築壁づくりと同様、少しずつ土をかぶせ、叩き固めていきます。
こちらの動画では叩き棒で叩いていますが、ブログ子は上に乗って(手打ちうどんを踏みような要領で)かかとに力を入れて踏み固めました。
土は意外と堅くしっかりしていて、某物置の宣伝ではないですが、大人が数人乗っても、大丈夫!です。

木枠の上まで土を入れた時点でお昼になりました。
体を動かした後ですので、ご飯の進むこと進むこと。

さぁ、午後の作業開始です。
…だいぶかまどらしくなってきましたね。
一番左側の釜はちょっと大容量にしましょう。
少しだけ土を追加し、丁寧に仕上げていきます。

そして、こんな感じで無事にこの日の作業は終了!
どうです、どこからどう見ても、かまどです!!
来週はいよいよ仕上げ作業、早くこのかまどでご飯を炊いて食べてみたいものです。
このほか、この日は流し台用に小型の版築壁も立ち上げました。
ものづくり、って楽しいですね。
参加の皆さま、大変お疲れさまでした。

【おまけ その1】
この日は県広報番組「週刊ひょうご夢情報」のクルー、「るんるんテレビ」の株式会社キャメルのクルーも取材に来られていました。
それぞれ、以下のとおりOAされます。
どうぞそちらもご覧ください。
《週刊ひょうご夢情報》
 3月6日(日)12:00から放送予定[3月7日(月)18:30より再放送]
《るんるんテレビ》
 早速、ネット上にアップされています。
 以下のリンクをクリック!してください。
 市野々 かまどレストラン

【おまけ その2】
この日は小さい子供たちも何人かワークショップに参加していました。
ということで、集落の皆さん、子供たちが作業に飽きてきた絶妙な頃合いを見計らってカブトムシ幼虫採集に連れて行ってくださいました。
アエルクラブの餅つきの時同様、直径7㎝くらいの大物がごろごろ。
段ボールいっぱいの幼虫に子供たちの歓声が上がっていました。
ありがとうございました。