3月12日(土)、「山城げんき村」朝来市殿集落で懇談会が行われました。
この日は今年度最後の懇談会。
神戸大学中川ゼミにお願いしていたマップも、ほら、このとおり出来上がりました。
鹿、猪、熊…多くのむらで「困ったちゃん」扱いの動物たちも、今回はかわいらしく登場です。
「山城げんき村」では、今後はこのマップに農産物の栽培状況など、追加情報をどんどん入れてむらをPRしたいと意気込んでいます。
さて、春は旅立ちの季節。
今年度最後の懇談会、4回生の皆さんにとってはゼミ生として最後の殿訪問になります。
ということで、半年間の活動を総括しました。
(%ひよこ%)とりあえずフィールドワークをしたいということで7月からお邪魔し、毎月の懇談会、10月の秋祭り、マップ作成といろいろ関わらせてもらった。あとは11月のワークショップをアンケートなど次の動きにつなげていけたらなおよかった。
(%ひよこ%)主体的に集落の皆さんに十分な働きかけができなかったのは反省点だが、交流に向けたつながりが1年目で整えられたかな。
(%ひよこ%)はじめて農家の方と話ができ、農業、但馬での暮らしや抱える課題のイメージが湧いた。
集落の皆さんからは、
(%ペンギン%)交流の前段階で時間がかかってしまったが、この経験を踏まえ、後輩の皆さんとはお酒を飲みながらざっくばらんにコミュニケーションを図る場を設けてさらなる交流を図っていきたい。
(%ペンギン%)とにかく若い人と話ができたのがよかった。
などの暖かい労いの言葉も寄せられ、最後には4回生の皆さんの前途を祈ってお酒のプレゼントも贈られました。
4回生の皆さん、お疲れさまでした。
そして、去る者あれば、来たる者あり。
前回に引き続き、ゼミに内定している2回生の皆さんも来てくれました。
(%星%)実際の農作業と飲ミュニケーションなど、日々の生活の中での交流を展開したい。
(%星%)自分たちが農業に関わって成果を出すことよりも、交流としての農業、こういうところでこういうものが穫れるということの発信とか、集落のマンパワーでできないが自分たちならできること、などで役立てることがあるはず。
などの頼もしい意見が出ました(%ニコ男%)。
集落からは「一過性の付き合いだけに終わらせないためにも、主体性をもって取り組んで欲しい」という厳しくも本質をついたエールが。
これもひとえに皆さんへの期待のあらわれだと思います。
4回生の先輩方が半年間築いてきた交流の芽を、しっかり育てていきましょう。
これからが楽しみです。