ワークショップなどの様子をお送りしてきた篠山市大芋、市野々かまどレストラン。
3月16日(水)、工事が全部済んだとの一報をいただき、雪のちらつく中、早速様子を見にお邪魔しました。
おお!
立派にでき上がっています。
本体を乾かすために火を既に何遍か入れたとのことですよ。
因みに後ろの風除壁はあとは自然に乾くまで待つしかありません。
本格的に乾くまではもうちょっと…そう、半年程度かかるようです。
まさに「人事を尽くして…」です。
その間もどんどん風合いが変わっていくのでしょうね。
かまの中をちょっと覗いてみましょう。
これは上から。
中がクリーム色っぽいのは、火に負けないように薬剤を混ぜているのだそうです。
そしてこれは横から覗いた様子。
薪をくべて、火を付けて、ぱたぱた扇いだり吹いたりして熾して…と想像がつきません。
あちこちに少しひびが入っているのは、蒸発した水分が抜けるからだそうです。
継ぎ目などの弱いところから抜けるとか。
これからはそういったひびに補修を繰り返し行いながら使っていきます。
まさに「成長する」かまどですね。
焚き口に空気を送る作業がしやすいように土間を少し掘り下げたり、煙突をつけたり、可動式風除板を設けたり、といろいろな工夫も追加で行いました。
集落が待ちに待ったかまどの完成です。
しっかり使って、ここに集まるみんなで楽しみましょう!!