6月3日(金)、集落元気応援隊員3名でとある勉強会にお邪魔しました。
その名も「阪神白地まちづくり支援ネットワーク」。

阪神・淡路大震災被災地のうち面的な市街地復興事業を実施していない地域を中心に、都市プランナー・学識経験者等がまちづくりに関する情報交換を行っておられる勉強会です。
今回のパネラーでもあるアドバイザーさんのご紹介で参加させていただいた第80回連絡会のテーマは「都市農村交流の実際〜その効果と可能性〜」。
参加者は20名ほどだったでしょうか。

パネラーの皆さんからは
(%エンピツ%)交流を通じたお金もうけ、というよりは惣事として楽しくやっている集落も。
(%エンピツ%)まちでも、むらでも、交流事業の担い手を育成していくことが課題。
(%エンピツ%)最終的な着地点は地域どうしの交流よりもむしろ、個人どうしの「1対1」という形の顔の見える交流なのかもしれない。
(%エンピツ%)意見の対立があっても、とにかくそれをしたたかに乗り越えて仲良くやっていくのがむらづくり。
(%エンピツ%)交流疲れやハコモノのお荷物化などに陥らないよう、「持続可能性」を念頭に事業を行う必要がある。
など、むらづくりの経験に基づく発表がありました。

参加者どうしの意見交換も活発に行われました。
(%ノート%)「交流」とは必ずしも都市農村交流に限る必要はなく、マルチスケールの地域間交流でいいのでは。
(%ノート%)地域の活性化とは地域リーダーの育成や地域の自立的経営。
(%ノート%)「どういう日本にこれからしていきたいか」という意味では、むらのくらしを学ぶという謙虚な視点を持つことが肝要。
など、さまざまな観点からの意見提起がなされ、白熱した議論が展開。

それにしても、10何年も続いているような阪神間のまちづくり勉強会で都市農村交流がこれだけ真剣に議論されたということに、ブログ子は感銘を受けました。
「唯一の正解」が見つかる問題ではありませんが、日々何気なく口にしている「交流」「活性化」って一体何なんだろう、と再度考え直すいい機会になりました。

ありがとうございました。

 え〜やん