7月23日、土曜日。
今日は、年に一度の高坂の火祭りです。
もともとは集落の子どものお祭りで、昔は年に7月下旬と8月下旬の2度だったそうです。
ワラ束の籠を立てるのは力がいるので大人がしていたそうですが、「穂で」づくりはできるだけ子どもでしていたそうです。
これが「穂で」です。
火祭りの本番は、日が暮れてから。その前にBBQで腹ごしらえをして、ビンゴゲームで盛り上がります。
今年は、初めて見る人がたくさん参加されていました。高坂の出身者の子どもさんやそのご家族など何らかの縁のある方々だそうです。
若い人や小さなお子さんも大勢いて、皆さん賑やかで楽しい時間を過ごされていました。
日が暮れてから高台にある火祭り場に移動して、本番の開始です。代わる代わる火の着いた「穂で」を放り上げます。
「穂で」を投げ入れる籠は外側と内側のワラ束をずらし、逆向きにくくりつけて、籠の形にするのですが、今年は、ちょっといびつな形になってしまったので、なかなか「穂で」が載りません。
ちょっとヒヤヒヤしましたが、なんとか載りました。
高坂での小規模集落元気作戦も3年目。
集落に縁のある人が自分の家族を連れ、年に数回でも帰ってくるきっかけになっています。
区長さんも「やってよかった。来年以降も工夫して、みんなが帰ってきやすい高坂にしていきたい」と仰っていました。
それと、神戸新聞の但馬版ですが、新聞で紹介されました。
ハイラム・ビンガム