10月2日(日)、上郡町行頭集落で「炭焼き体験」が行われました。
行頭ではこの春、「白炭」の特産品化を目指し、集落の方が炭焼き窯をつくりました。
この日の炭焼き体験には、米づくりオーナーの皆さんを含む約20名の方が参加しました。
まずは炭にする木材を準備します。
地元の方が間伐を兼ねて、あらかじめ白炭づくりに向いている樫の木を中心に伐採してくださっていました。
その木材を小割りにしていきます。
その後、バケツリレー方式で材木を運搬。
みんなで頑張って運んだ本数はざっと200本になりました。
その後、地元住民の方のご指導のもと、窯のなかに木材を配置しました。
窯に積み込まれた木材、ざっとこんな感じになりました。
火加減の管理や炭の取り出しの関係から、この日の作業はここで終了。
あとは地元の方が10月23日(日)の収穫祭に間に合うように作業をされることになりました。
この後、地元の方から炭焼き技術のお話をうかがいました。
昔は稲の収穫が終了した後、冬にかけて炭焼きを実施したそうです。
概ね一昼夜程度火をたいて仕上げるのですが、現在では炭焼き技術を有する方が非常に少なくなってきているとのこと。
今回の炭焼き窯、単なる特産品づくりだけでなく、「技術の伝承も行いたい」との思いも込められたものです。
「行頭産白炭」、どんな仕上がりになるのか楽しみです。
お疲れさまでした。
え〜やん