大学生、棚田の里でフィールドワーク(多可町岩座神)

10月15日(土)〜16日(日)、「棚田と七不思議の里」多可町岩座神集落で「大学生とともに考えるむらづくりワークショップin岩座神」が開催されました。
集落が主体となり、棚田オーナーのさらなる活性化やクラインガルテン入居促進などの課題を大学生と一緒に検討しようという今回の試み。
神戸大学・兵庫県立大学から8名の大学生が参加しました。

地元の方によれば、初日は2時間以上をかけて「むらあるき」を行い、夜には集落の方を交えての懇親会が行われたようです。

ワークショップでは大学生が2班に分かれ、2日間にわたって集落現状のSWOT分析を行うとともに、それにもとづき「むらを元気にするための方策」をまとめました。

集落元気応援隊は2日目の学生さんのプレゼンにお邪魔しました。
隊員レポートによりますと、2班ともに前日のむらあるき、集落の方との懇談を踏まえ、
(%エンピツ%)情報発信の大切さ
(%エンピツ%)棚田の良好な景観を活かす取組
(%エンピツ%)クラインガルテンの有効活用
(%エンピツ%)棚田オーナー制度の活性化
(%エンピツ%)田園アートや田舎ならではの自然の音などを活かしたカフェ
など、様々な示唆に富んだ提案を披露したとのことですよ。

学生の皆さんは、懇親会で地元の方と触れあえたことや、学生の意見を真剣に聞いてもらえたことが印象に残ったようです。
また、集落の皆さんにとっても、具体的にメニューを示してもらったことで「実際にできるのではないか」という提案が見つかるとともに、ずっと見慣れ、聞き慣れて珍しいと思わなくなった風景や音の素晴らしさを再認識するきっかけになりました。

今後もこのような会を定期的に持てたらなぁ、という声も出た今回の取組。
むらの活性化への一石になるか、今後の「棚田と七不思議の里」の動向に注目です。

 え〜やん

【おまけ】
岩座神集落では、集落の活動をリアルタイムに発信したいということで、(おそらく小規模集落元気作戦の集落では初となる)フェースブックへの登録も行っています。
 岩座神 http://www.facebook.com/isarigami
もちろん、今回の取組も紹介されています。
「棚田と七不思議の里」のリアルタイムをチェック!

こちらの「岩座神ネット」、また過去アーカイブの「岩座神レポート」も併せてご覧ください。