10月30日(日)、宍粟市倉床集落。
公民館で「ふれあい交流会」が開催され、お邪魔をいたしました。
倉床ではかねてより兵庫大学と高齢化集落の調査研究などを通じた交流を続けているのですが、今回、「高校生と地元との交流を通じて地域の中にある人的資源を発見しよう」ということで、同大学とともに地元山崎高校の高校生約25名が参加してくれました。
お聞きしたところ、福祉関係などを目指している皆さんとのこと。
時ならぬ大勢の女子高生の皆さんの来村に、公民館もかなり華やいだ雰囲気に。
まずは食事会です。
先日来、順調に生育してきた倉床新名物「原木シイタケ」の炊き込みご飯、暖かいお汁とバーベキューをみんなで楽しみました。
はじめはちょっと硬かった雰囲気ですが、一緒に食卓を囲むうちにすっかり打ち解けてきました。
これは何世代分のショットになるんでしょうか…皆さん笑顔がとっても素敵です(%笑う女%)(%ニコ女%)。
お腹いっぱいになったところで、みんなで手を動かしてみましょう!
ということで、バルーンアートに挑戦です。
まずは山高生の皆さんによる模範演技。
事前にしっかり練習してきたのでしょうね、きゅっきゅっ、くるくるっと上手に作っていく様子はさながら大道芸人。
さぁ、今度は皆さん一緒にやってみましょう。
高校生の皆さんの手ほどきを受けながら、おじいちゃんおばあちゃん、子供たち、みんなできゅっきゅっ、くるくるを始めました。
「PAAAN!」と風船の割れる音と笑い声があちこちから起こります。
孫のような高校生たちと笑顔で話をするお年寄りの方もさることながら、おねえちゃんが来たということで大喜びの小さな子供たちの姿がとても印象的でした。
そして、バルーンアート、宝探しゲームと続いた楽しいアトラクションの後は女子高生の皆さん手作りのプレゼントの贈呈がありました。
食物グループの生徒さんからはリンゴのケーキとクッキー、被服グループの生徒さんからは手編みマフラーが集落の方々に贈られました。
特に好評だったのがマフラー。
「倉床の冬は寒いから、こらええわ!」
「ポンポンがついていて、かわいい!」
と早速皆さん試していました。
今回、「高校生と交流する」という元気作戦史上でも珍しい試みでしたが、福祉関係を目指す皆さんということもあり、見ていて気持ちのいい生徒さんばかりでした。
山崎の中心部に住んでいるという生徒さんもいらっしゃいましたが、同じ校区内にこのように高齢化の進んだ集落があることを実体験として知っていただくいい機会になったのではないでしょうか。
参加されていた皆さん全員の笑顔がとても印象的な一日となりました。
集落の皆さん、山崎高校の皆さん、裏方に徹してイベントを成功に導いてくれた兵庫大学の皆さん、大変お疲れさまでした。
え〜やん