11月8日(火)、宍粟市小茅野集落にお邪魔しました。
集落では懇談会で検討を重ねてきた「ビオトープ」の整備に向け、9月に一度候補地調査を行いました。
その後、ビオトープ専門家にも議論に加わっていただき、「親水性をより高めてはどうか」ということで、この日、新たな候補地の調査を行いました。
川からの段差も少なく、前回の候補地よりも川遊びなども楽しみやすそうです。
どうやら今回の候補地のほうがいい感じがしますね!
「取水口はこっちだな」
いまでこそススキが生えている休耕田ですが、ほ場整備済みということで、取水口などもしっかり残っていました。
「この辺の草刈りやったら、3〜4人かけて1日仕事かなぁ」
「できたら雪が降るまでにやろか」
この日の現場調査に先駆け、調査しやすいように踏み跡をつけていただくなど、むらの皆さんも乗り気です!
先日お話をおうかがいした専門家の方によると、そもそもビオトープとは「自然のまま(人工のもの、人の手の入っていない場所)である程度の面積があるエリア」を指すのだそうです。
最低限の草刈りなどは必要ですが、それ以外は放ったらかしでも差し支えないようです。
さらに、一般に水草が生えていてドジョウやメダカなどがいる池などが多いですが、水があることは必ずしも必須条件ではない、とのことでした。
今回の現場ですが、一部水がしみ出していて湿地化しており、ススキを刈って水を張ったらどうなるんだろうなぁ…と楽しみになりました。
もうすぐ小茅野も雪の季節を迎えますが、冬の間にしっかりと整備に向けた検討、プランニングを進めていきたいですね。
皆さん、お疲れさまでした。
え〜やん
【おまけ】
集落内にある名所「紅葉橋」。
羽柴秀吉の中国攻めにまつわる逸話が残っています。
真っ赤になるまではあと一歩といったところでしたが、逆に赤くなりかけのもみじやまだ紅葉が進んでいない緑の葉っぱとのコントラストがちょうどいい感じで、なかなか風情がありました。