11月15日(火)、香美町丸味集落の元気作戦第4回定例会にお邪魔しました。
この日は「丸味のお宝探し〜行事編〜」と「丸味の課題の洗い出し」を行いました。
独特の習俗もいろいろとあるようですが、丸味もご多分に漏れず、行事が徐々に行われなくなってきていることが分かりました。
(%エンピツ%)「秋に柿がよくなるよう、七草がゆを柿の木の股に盛りつけていた」
(%エンピツ%)「かつて山崩れで亡くなった人がいたことを偲んで、お宮さんで4月に災害除けの行事をしている」
(%エンピツ%)「青年団が晩にあたごさんまで『まんどまんど』といいながら火のついた『おがら』を持っていく火祭り『まんどさん』を8月に行っていた」
などなど、興味深く話をお聞きしました。
また、丸味の課題を「解決のしやすさ」「重要性」でマトリクス化して、「とっつきやすくて重要なもの」を抽出してみました。
それでは、集落の方からいただいたこの日の「お楽しみ」をご紹介しましょう。
【その1】みょうがご飯
三杯酢に浸して赤くなったみょうがを酢飯の上に載せたもので、前回の懇談会で話がでた一品です。
みょうがといえば、お隣長須では「食べ過ぎたらアハ(あほ)になる」と言われたいわくつき(?)の素材です。
酢じめしたみょうがの瑞々しいしゃきしゃき感、そしてちょっと甘い酢飯の相性がとてもよく、上品な味わいで「ひとつ、またひとつ」と箸が止まらなくなりそうでした。
【その2】めがね
しめ縄を使った「めがね」をいただきました。
「結び目の編み方がオリジナルやで。ちょっと早いけどね、持って帰り」
ありがとうございました。
【その3】俳句
おかあさんが俳句を披露してくださいました。
集いし夜 皆暖欲しき 顔をして
春木峠の中腹の丸味ですから、そろそろ暖が欲しい寒さになりつつありますが、皆さんとにかく暖かくほのぼのした雰囲気で、懇談会の最中も笑顔や笑い声が絶えません。
ちなみにこの色紙、おかあさんが俳句を詠んで書かれたものに、およめさんが絵を添えられたものだそうです。
この日の懇談会の様子さながらのほのぼのとしたタッチに、何とも心癒されました(%ニコ男%)。
皆さん、お疲れさまでした。
え〜やん