新しいことと、楽しいことと。(香美町長須)

11月25日(木)、丸味集落の現地調査に続いてうかがったのがお隣「なにくそ元気村」こと香美町長須集落の懇談会。

これまで長須では「地域のおたから探し」を実施。
元気なおかあさん方が引っ張る形でいろいろなご意見が出てきました。

これまでの話し合いを踏まえ、今回まず行ったのは「長須の課題の整理」。
いろいろな課題を「解決のしやすさ」「重要性」でマトリクス化し、「とっつきやすくて重
要なもの」を抽出する作業を行いました。

2班に分かれて行ったのですが、それぞれの班のカラーがはっきり分かれる面白い結果になりました。
まず、役員さんを中心とする班では、これまでの課題−特に「解決しやすく重要度の高い」課題−の解決というアプローチよりも、「何か新しいことを考えた方がいいんじゃないか」というご意見。
一方、おかあさん方を中心とする班では、肩の力が抜けたざっくばらんなご意見がいろいろと…「旧公民館の卓球台を何とかしようよ」などなど。
う〜ん、役員さん方、ちょっと難しく考えすぎてしまったようですね。

さらに、むらの地域資源・魅力を「現状からの改善の必要性」「大切さ」で分類する作業も同様に行ってみました。
2班共通で「大切」「これからも改善が必要」という意見が出たのが、20年前から先駆的に取り組んでこられた「営農組合」。
たゆまぬ改善を通じて営農組合の取組をみんなで盛り上げていこうという意識がとても高いことがこの日の集まりで改めて分かりました。
何とも頼もしいです。

そして、おかあさん方を中心に出たのが「楽しいことをやろうよ」という意見。
昔あった旅行の復活、みんなでカラオケ、など、楽しいことをみんなでしたい。
楽しいことをすれば、むらの皆さん全員が「活性化」を実感できるはずです。

どうもキーワードは「何か新しいことを」「楽しいことを」というところにありそうです。
冬の間に、方向性を考えていきましょう。

お疲れさまでした。

 え〜やん