【山城げんき村】しめ縄づくりに、コンクール最優秀賞(朝来市殿)

12月16日(金)、「山城げんき村」朝来市殿集落で懇談会がありました。
懇談会に先駆けて開催された地元老人会による「しめ縄づくり」教室に神戸大学中川ゼミの皆さんも参加され、一緒に「よりよりより…」に挑戦しました。

まずは、稲藁を木槌で叩いていきますよ。
名人の鮮やかな藁打ちにゼミ生の皆さんも瞠目っ(%ショック男%)!

藁がたたけたら、今度は縒っていきましょう。
掌の付け根(小指側に近い方)をぎゅ〜っっと捻ると縒れていきますよ。

ここで殿の名人直伝「但馬のしめ縄」講座のポイントをお教えしましょう!
(%エンピツ%)神事で使うしめ縄は「左ない」だが、「左ない・右ない交互」のしめ縄も。
(%エンピツ%)但馬地方のしめ縄には「めがね」「だいこん」「ごぼう」「神前(七五三)」と海岸部で見られる「えび」がある。
(%エンピツ%)「七五三」は文字どおり右側から7本、5本、3本の藁を垂らしたもの。

皆さん、できばえはどうでしょうか…。
「めがね」をつくった人が多かったようですが、ご覧ください、この笑顔(%ニコ男%)(%ニコ女%)が全てを物語っていますね!

しめ縄づくりを行った後、いつものように懇談会が行われました。
そして、中川ゼミから嬉しいご報告。
先般開催された「神戸大学、大阪市立大学連携研究討論会」において、中川ゼミの論文「殿集落をモデルとした中山間地域の現在、将来における課題と展望」が見事、最優秀賞(%王冠%)に輝いたとのこと。
これまで地道に集落の皆さんと交流やヒアリングなどを積み重ねた結果ですね。

これについて、集落の皆さんからは、
(%ノート%)若い人の提案で、地域がやってみようと思わせることが一番の役割。
(%ノート%)集落にとっても、中川ゼミにとってもいろいろなやり方を経験していくことが大事。
(%ノート%)純粋な農業だけでは食っていけないが、それでは夢がないので、地域を活性化して楽しく過ごしたい。
(%ノート%)殿では、この取組が始まるまで真剣に地域活性化を語ったことがなく一歩踏み出せないでいたが、中川ゼミを含んだこのような会で活路を見いだし、一人二人と仲間が増えればいい。
など、いろいろなご意見をいただきました。
集落にとっても、中川ゼミの活動が大きな刺激になっていることがうかがえました。

山城げんき村と中川ゼミの集落活性化に向けた取組、今後も続きます。

皆さんお疲れさまでした。

 え〜やん