咲くのを早く見たいもの(多可町観音寺)

2月19日(日)、多可町観音寺集落にお邪魔しました。
この日「観音寺げんきやま森 植樹祭」として裏山で桜の植樹イベントが行われたのですが、集落では「ファンになってくれる若者の力を是非お借りしたい」と各方面に応援を打診していました。
前々日までの大雪の影響で現場までのアプローチも3㎝ほど雪が残っており、「ほんまに応援団、来てくれているんやろか(%涙%)」と一抹の不安が。

と思いきや、ご覧ください、多くの若者が!
神戸大学から
(%青点%)多可町内で幅広い活動を行っている経済学部・藤岡ゼミ
(%青点%)朝来市殿集落での交流でおなじみの経済学部・中川ゼミ(元気交流会でもお世話になりました、ありがとうございます)
(%青点%)観音寺でログハウスづくりなどの交流を展開中の「木の家プロジェクト」の皆さん
など約30名が、また、地元・多可高校からもボランティア部をはじめ約15名が参加してくれていました。
これは心強い!

それにしても一面の雪でまるでスキー場のようですが、まず、地元の森林組合の皆さんによる模範植樹が行われました。
雪を除ける→直径50㎝、深さ50㎝ほどの穴を掘る→桜の若木を入れる→穴を埋める→バーグを播く→支柱を立てて結わえる、というのが作業の手順です。

その後、4人1班に分かれて作業を実施。
作業の合間に地元の皆さんと学生さんとの楽しそうな会話があちこちから聞こえてきます。
そして、それぞれ自分が植えた木に自分のネームプレートを掛けていきました。
不肖ブログ子も作業に参加して1本掛けさせていただきました。
いわば「マイ・桜」です。
早くこの木の下で花見酒が飲みたいなぁ、と夢が膨らみました。

若い力は偉大です。
午前中だけで当初「最低限これだけできたらいいか…」と想定していた予定本数を完了。
ご用意いただいたお弁当、そして鹿肉とお餅のお味噌汁で腹ごしらえを行い、午後からは急遽、より傾斜のきつい現場で追加の作業も敢行しました。
なんだかちょっと慣れてきて、みんな「山仕事人」といった雰囲気になってきましたね。
何と最終的に300本以上の八重桜をみんなで植えきりました!

お疲れさまです!
公会堂に戻ると集落の方が慰労会を用意してくださっていました。
雪中の肉体作業の後、鹿肉のローストを肴に飲むビール、まずかろうはずがありませんよね…この後の運転がない成年の皆さん方は「ぷは〜っ」と破顔一笑(%笑う男%)(%笑う女%)。
…ブログ子は車(%車%)でしたので、ウン年後に「マイ・桜」の下で飲む花見酒までお楽しみはとっておくことにしました。

高校生の皆さんも暖かいお茶とお菓子でほっとひと息です。
皆さんのきらきらした笑顔が今日一日の充実した作業を物語っています。

若い応援団との共同作業で無事に完了した「観音寺げんきやま森 植樹祭」。
作業の場だけでなく、懇親会でも地元の方と応援団の皆さんの話に花が咲き、交流の輪が広がりました。

いつかこの日の参加者みんなで早く花見がしたいものです。
楽しみに待ちましょう。

お疲れさまでした!

 え〜やん