今年のキーワードは「鈴木重胤」!(淡路市仁井)

3月といえば卒業の季節。
もう皆さまお気づきのことと思いますが、元気作戦の最終年度を迎える各集落では順次、取組の総括をしていただいています。
もちろん事業1年目・2年目の集落の皆さんも元気に活動されていますが、もうしばらく「卒業むらのしめくくり」を中心に引き続きお伝えしたいと思います。
どうぞお付き合いください。

さて、ご紹介が前後してしまいましたが、3月15日(木)に淡路市仁井地区の懇談会にお邪魔しました。
仁井の懇談会は連合町内会長歴任者の皆さんを中心に、少人数で和やかに続けてきました。
初年度に全戸アンケートを実施し、その際に出た意見をもとに、「明日の仁井を考えるお茶のつどい」「ふるさと☆仁井写真コンテスト」「入賞作を活用したふるさとハガキの作成」などを実施しました。
さらに昨年11月には他のモデル地区への視察として養父市の筏(天滝)と明延を訪問。
この視察をきっかけに地区企画の活動への参加メンバーが増えるなどの効果もあったようですし、視察や他地域との情報交換などを通じて「仁井より小さな集落も頑張っているんだ」と刺激になったとの声も出ました。
「目に見える成果ができた」ことは地元にとっても自信になったようです。
一方で地域づくりの課題として役員任期が短いことなども挙げられました。
今後継続的に地域づくりに取り組むためにしっかり組織のあり方なども考えていきたいですね。

さて、仁井で生まれた幕末の国学者「鈴木重胤」が今年生誕200年を迎えます。
役員さんも「内容は覚えていないが、5年生の時に小学校の学芸会で重胤の一生を劇で演じたなぁ」とのこと。
この機会に地元としても何か顕彰事業ができればと考えているようです。
歴史をひもとくことで、地域に対する誇りや地元の一体感にも大きく資するのではないかと思います。
どんな取組が行われるのか、楽しみですね。

お疲れさまでした。

 え〜やん