キックオフフォーラム「企業とNPOと市民」で思ったこと

10月17日(月)は、キックオフフォーラム「企業とNPOと市民—コラボレーションの新たなカタチ」に参加。

 NPOにスポットライトが当たっているとはいえ、まだまだ課題は山積み。スタッフ集め、資金集め、広報活動など運営するには、多大な努力が必要です。そのように考えると、NPOと市民との関係については一定の関係作りがなされてきましたが、今後はもっとNPOと企業との関係を視野に入れる必要があるのかもしれません。今回のフォーラムは、その第一歩と言うことができます。

 企業 ⇔ NPO ⇔ 市民

 この往還運動のうち、左側の「企業—NPO」を活発化させるには、どうすればいいのか(ただ、それに伴うリスクも想定できるのですが・・・)。

 おそらくNPOの今後の課題としては、

1.組織マネジメント
★民間からの資金獲得
★公共からの資金獲得
★会計
★組織運営
★サービス受給者への情報発信
★企業への情報発信
★協力体制

2.人材マネジメント
★スタッフのマッチング
★専門技術者のマッチング

などが考えられます。
 確かに、NPOとして活動されている方には、こういった「ビジネスのような」懸案事項について違和感があるかもしれません。つまり、このような組織の外的条件とミッションという内的条件が、乖離する場合があるように思います。
 実は、このあたりのズレをサポートするのが、いわゆる「中間支援NPO」=「NPOをサポートするNPO」なのだと思います。
 
 ここにきて、「ダッシュ」単体で何をすべきなのか、さらに他の団体と協力して何をすべきなのか、ある程度の見通しを考える必要性に迫られているように思います。

 「育て上げ」ネットのお話、そしてキックオフイフォーラム「企業とNPOと市民」のお話を聞いて、そんなことを考えた次第です。コミュニティ・ビジネス調査の前半部では、こういった諸問題の現状を調べる予定です。

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