今日(12日)全校学校保健委員会がありました。テーマは「より良い人間関係を作るには」のワークショップでした。講師はいくつかの大学で講師(専門は心理臨床)をされている方です。順当にアイスブレーキングから入り幾つかのワークを実施されました。簡単な解説はありましたが生徒にとって分かりやすく構成されていました。主としてグループエンカウンターだなと気づきました。そこで私も生徒の中に入って様々な生徒と話したりして歩き回るきまわっていました。気づいたのは私が美術の時間とほぼ同じ動きをしているなと感じたことです。普段でも美術の時間中立ち止まることはありません。時々全体を見渡しながらアドバイスが必要であればその生徒のところまで行きます。逆に質問に来る生徒もいます。外から見ると遊んでいるようにしか見えないと思います。はじめに目標や手順、技術などを話していると「早く表現したい」という感覚が伝わってきます。ふと気づいたことがあります。生徒の中に入っているのは私だけでした。ただ見ているだけです。不思議な感覚に襲われました。そうか教えるという立場なんだ。黒板の前で一方方向のことをしているのだ。生徒一人ひとりを大切になんて嘘、生徒から学ぼうとしないんだ。中には自分は関係ないしと職員室で事務仕事している方(教育相談コーディネーター)がいました。