二本松市「認知症予防応援隊」養成講座②

二本松市「スリーA増田方式認知症予防リハビリ講座」②
2日目、7日9時半、続々と受講生たちが集まってくださり良かったです。
(詰まらないから2日目は止めよう〜と考えた方が居なかったようで、幸いでした)

今日は、保健師さんからの「ファイブコグ」検査の説明。
5月に私も受けましたので、その説明が聞きたかったので、良かったです。

何とそれは、「スリーA増田方式で鍛えている5つの事柄」でした!!!

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1、注意・位置判断
 「注意集中力」は、自分が興味を持てることを集中してやることが基本。
…趣味・仕事・囲碁・将棋など
「注意分割機能」は「テキパキ作業をする」、
魚を焼きながら野菜を切るなど物事を並行してこなすことも有効。
グループで話しあいの場に参加することも有効。

2、記憶・単語記憶
「エピソード記憶」を訓練する方法として
「日記」を付ける花の名前を覚えるのに、
咲く時期と一緒に覚えると記憶を助ける。
ヒントがあれば思い出す。

3、視空間認知・時計描画
視覚的な刺激を鍛える、ジグソーパズル、広告パズル、
間違い探しのクイズに取組む。

4、言語・動物名想起
話す時に適切な単語をどれくらい想いだされるか
「言語流調整」を鍛えるには、興味のある花の名前や、
スポーツの名前などを思い出して言ってみる

5、思考力・共通単語
思考力・など、計画力を鍛えるには、
日ごろからいつもやっていることを順序立てて
物事の手順を立て、計画することを心がける。

6、運動・手の運動
手の器用さをはかる…
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凄いね!スリーA増田末知子代表は。
さすがのスリーA、素晴らしいスリーA・・・
と褒め称えるしかありません。
この認知症予防を平成4年から実施されているのですよ〜
なんと22年前からです!このスリーAは地道に活動をされている。
これを拡げなきゃお天道様に申し訳が立たない!

<以上の部分再掲載>

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1日目の忘れもの「風船バレー」「風船サッカー」
保健師さんのお話し「ファイブ・コグ」の後は、椅子を片付けて、
二つの輪になって頂き「風船バレー」をして頂きました。
写真あり

30名以上の輪のまま、風船バレーをすると、
風船が輪の中央に落っこちてしまい、誰かが拾う役が要ります。
これは案外きつい役目なので、半分の分かれて頂き
丁度良い加減の輪になりました。

風船を一個づつ輪の中に投げ入れて、
落っことさないように風船を打ちます。
風船は軽いので力を入れないと飛びません。
少ない数のときと多くの数の風船が入った時、
の感触を味わって頂きました。

みなさま、荒い息になりましたので終了!
椅子でやるときの注意点。椅子ごとひっくり返るので後ろに注意、
立ち上がる人もいるので、それも椅子に座るタイミングに
注意などがあります。

畳の上での風船バレーは、椅子よりも危なくないですが、
それでも後ろに注意を払って下さい。
多くの風船が入った方が、目で追う、手がつい出るなど、
神経が寄り多く使います。

次は、風船サッカー
写真あり

二列に平行に並んで頂きます。
足が相手の足にくっつかない程度。
これも椅子では危険と隣り合わせですので、
椅子に座った時には、
足を拡げて間の椅子を両手で掴まえてやると、
少し危険回避は出来ます。

畳の上でのポーズでやって貰いました。
腹筋や色んな筋力を使うので、疲れます。

朝から良い運動になり、目覚めた受講生の方々でした。
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さてさて、本格的にゲーム展開を個人でやって頂きます。

一回しか体験した方には難しいと思いますが、
駄目もとで勇気を出して戴きますが〜
皆で私の真似を唱和してから、それを実際にして頂きました。

なかなか声が出ませんが、
折角なので「やりましょう〜」ドキドキが強くて冷や汗も出て
頭真っ白のかたが多かったですが、
現場に出た時に生きるはずです。

スポーツクラブマネージャの方には二度くらい実習をして頂きました。

昼食後は、そのまま机上のゲーム。

地元で既に活動をしているK子・Y子さんの力を借りました。
アドバイスは入れましたが、とても上手な展開でした。

太鼓をも一度やり、指揮はクラブマネージャの方とY子さん。

輪になって、体験を全員にして頂き、
感想をお聞きして修了式になりました。

此処では全員が笑顔と感謝を伝えて下さり、
講師冥利に尽きました。ありがとうございました! 

今回は二本松市長の修了証書です。
おひとりを除いて全員の方に届きました。

夢の旅行が2件、みんなで思い出して…

カメに乗って海の深い竜宮城に行き、
タイやヒラメの舞い踊りを見て、若返りの玉手箱をお土産に。

もう一つは、ロケットに乗り、宇宙に行き、
地球を見て、イケ面の宇宙人をお土産〜〜

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最後に「ゲームは手段、目的は認知症予防を忘れずに」

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特筆は、お手玉回しのあと、
輪になった人数を数えるのですが、
私が見本に見せたのが「私が1〜右隣が2〜3〜4〜5」
ト番号を言って、左隣が最後で35となります。

35のお手玉を一斉に「籠」に投げ入れます!

〜〜〜〜〜
それが、自分のお手玉を投げ入れて「1」と始めた方が居て、
ん?と思いましたが、良さそうなので、続けて戴きました。

自分で番号を言って、投げる、番号を言う、投げる〜〜〜

スポットライトが当たり、投げ入れるさまを皆が集中して見ている!
緊張と恥ずかしさがごちゃごちゃになって〜良いんですね!

二本松市からの工夫を頂きました!!