友人たちに見守られて〜

お仲間さんのお一人は、ご自分が「認知症」だと理解して
自らも「認知症だ」と言われる!

3年前に、お友だちNさんから相談を受けて、
自宅教室を開設するきっかけになったKさん。

自分は皆から「おかしいと言われて病院に行くが、先生は大丈夫だという」
ことを4,5回繰り返して、やっとお薬を出して下さる先生に出会い、
とても落ち着かれました。

不思議ですが、お薬を飲んでいるからもう大丈夫!と考えていらっしゃる。

ご家族の方々も、認知症予防教室に通わせたらどうか?と言っても
「認知症と診断されたら考える」と〜

「認知症について」をもっと社会に知らしめたいです

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Kさんとはその後、近隣サロンで出会い、
「月に一回、スリーA方式脳活性化ゲームをしている」

この夏には、「ご主人様とお墓参りをされた」
しかし、Kさんは墓参りをしたことを忘れて
「お墓参りに行かなくっちゃ〜」と
ずっと思い続けていたそうです!Nさん談

1つのことにこだわり続けて、終わらなければ混乱が続く
周りの家族は、なんで混乱しているのだろうか?と思う

自分の想いを表現できなくなってくるのも「認知症者」の特徴

夏のサロンに、見えなかったので、電話で誘うと
「今日は私は行きません!」ガチャン

いつもの彼女らしさはなくて、皆で心配をしていました
墓参りに行きたいのに行けないので、混乱をされてイライラだったようです

・Kさんは近くに住んでいる実の娘は全然顔を出さないと言う
 娘に聞くと「一週間に一回は行っている」

それを聞いたNさん、ビックリした〜
Kさんの言うことを真に受けていたが〜違うんですね〜と

娘は、仕事をやめて家族で両親と住む計画を立てている
とのことで、Nさんは一安心されていました

とても仲良しなKさん、Nさんは、以前は美味しい物を交換したり
あげたりもらったりの仲だったが、メールが来なくなり、電話も来なくなり
向うからの食べ物をくれる事も無くなった
Nさんの方からの電話連絡、それもご主人がそばに居る時をねらって
電話をして、ご主人に覚えておいて貰うようにとの配慮もされている

それが、最近本当に久しぶりに
「1人だからこれ持って帰って食べたらいい」と「おでん」を貰ったんですよ〜
周りへの配慮が出来るのは、落ち着いている証拠。
きっと娘たちとの同居の話が進んでいるようです、

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今日は、Kさんから会場の玄関先で「福井せんせーい」と声をかけられました
とても穏やかで明るく、花を見ていた私に、「先生は花がお好きなのですね〜」
「この花は宿根だからさし芽ができますよね?」などと自らの考えを話した

「えっ〜Kさん、あかるい〜おだやか〜えがお〜」

嬉しい朝一番でした!

しかし短期記憶はいつものようで、
参加費を何度も何度も差し出されていました
・・・何か良い工夫をしなければ〜

ゲームの途中でも、他の人の話に続けて
タイミング良く、何度も同じ話を繰り返されていましたが、
みなさんとても優しくて、何度も聞く話に耳を傾けてくださいました!

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Kさんは娘さんが迎えに来ているからと、早めに退出されたので
良い機会なので「Kさんの認知症」について話しました

・自分が認知症者だとは言いにくい
・いくら変だよ〜と言われても、医者には怖くて行けない
・参加費を何度もくれようとする
・遊びに誘って行くのだけれど、何度も同じ話が多い

・おれおれ詐欺に遭わないように、息子から頻繁に電話をかけてくる方法
 息子からの電話で、認知症のふりをする!
 「何方さまですか?」「貴方は何方ですか?」とすっとボケると
息子は驚いて帰って来るようです

 私、かならずそれを実行する!殆ど連絡ないんだから〜
仲間の一人が〜